ギャグだと思って読むと◎
タイトル通りのSMテイストなお話ですが、なぜか縛られているのは攻め。攻め!?
一応それには、ありきたりなトラウマがあるのですが……ってトラウマに「ありきたり」って表現をするのはシリアス系を読む人には目くじら立てられちゃいそうだけど、そういうくらいの軽いテイストでポンって書かれちゃうノリの本です、という説明が一番、しっくりくる感じです。
トラウマを持った高校生が、めろめろの相手の浮気を疑って、結局何もなくハッピーエンドな本です。
何でもあり、SMも「SM!?」ってなっちゃう感じなので、ある程度こちらもなんでもアリな心構えをしておくか、「ふふっ」って笑い飛ばせなきゃ、面白くはないかな……という本でした。
つまり、ツボに入らなければおもしろくないけど、こういうの好きそうな人って一定層いそうですよね。