羽生の一手詰 (SUN MAGAZINE MOOK)

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制作 : 羽生善治  羽生善治 
  • マガジン・マガジン (2010年5月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896447385

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羽生の一手詰 (SUN MAGAZINE MOOK)の感想・レビュー・書評

  • 『将棋初心者かつ羽生さんに興味がある人向けの詰将棋集』

    一手詰の詰将棋集です。
    問題数は81と多くはありませんが、解説が分かりやすく失敗図もあるので初心者には良い本だと思います。
    また、駒の動かし方から詰め将棋のルールまで詳しく説明してあるので、将棋を知らない人でも本書だけで問題無く詰め将棋の問題を解けるようになっています。

    タイトルに「羽生の」と付いているだけあり、羽生さんが監修したという事に留まらず、羽生さんに関する豆知識やインタビュー記事が載っていますので羽生さんには興味があるけれど、将棋はあまり知らないという人に向けた詰将棋本なのかなという感想を持ちました。

    問題の解説も本の作りも全体的に分かりやすいので、とても良いと思うのですが、解説に偶に将棋用語的な言い回しがあるのでそういった所には違和感を感じました。
    唐突に出るそういった言葉の使われ方で、この本のコンセプトであるだろう分かりやすさが少し損われている感じを受けました。

    全体の感想としては、分かりやすさはとても良いけれど、問題数をもう少し増やして、将棋用語的な言い回しを無くせばもっと良いかなと感じました。
    或いは雰囲気を出すためにそういった将棋の言葉を入れたいなら、この本のコンセプトとは少しずれる気がしますが将棋の格言をガンガン入れていって、その言葉に対して注釈をいれる所まで作り込んでいれば、星4の評価にしていたと思います。

  •  詰め将棋の本なのだから冒頭に詰め将棋のルールが載っているのは当たり前なのだけれど、同時に将棋の禁じ手(二歩とか打ち歩詰めとか)も載っているのは親切だな。……と思っていたら驚いた。なんと将棋のコマの動かし方から解説してくれているではないか。
     こんな親切な詰め将棋本、見たことないぞ。
     表紙にある『初心者でも必ず解ける詰め将棋』は誇張ではないんだな。


     本書の内容は、もうタイトルどおりだと思っていただいて結構だ。
     将棋の羽生名人監修のもと、あと一手で詰みになる詰め将棋の問題が全81問用意されている。


     左のページには問題の盤面とヒントが書いてある。
     ページをめくると右ページに、前ページ答えと解説とよくある失敗例が載っている。

     つまり左ページを見て数分考えて「そうだ。ここに金だよ!」とか答えを出したらさっとページをめくって答え合わせができるわけだ。

     さくさくと読めるだけに単調な読書になりがちなのだけれど、欄外に書いてある「羽生ペディア」という羽生名人に関するひとことウンチクがちょうど良いアクセントになって飽きさせない。

     飽きさせないといえば。
     約三十ページごとに羽生名人への長めのインタビューも載っていてちょうどいい頭の休憩になった。ほんと、うまい作りだな。


     どこから読んでも大丈夫だし、どこで中断しても悔いは残らない。きっとこういう本が電車で読むのに一番適しているのだろうな。

    http://loplos.mo-blog.jp/kaburaki/2010/05/post_d83f.html

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