横浜の戦国武士たち (有隣新書70)

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著者 : 下山治久
  • 有隣堂 (2012年7月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896602128

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横浜の戦国武士たち (有隣新書70)の感想・レビュー・書評

  • 横浜の戦国時代は、太田道灌が小机城を攻めた文明十年から始まるとも言われている。まもなく伊勢宗瑞は山内・扇谷両上杉氏の抗争に乗じて、相模、武蔵に侵攻し、現在の横浜市域は氏綱の代にはその勢力下に入り、後北条氏とその一族が支配することとなった。
    本書は、小机城と鶴見川流域、神奈川湊や金沢などの沿岸地域、さらには玉縄城周辺の村々などを治め、房総の里見氏、甲斐の武田氏、豊臣秀吉などと戦った各地域の領主や武士たちの具体像を、長年、後北条氏文書の研究と編纂に携わってきた著者が浮き彫りにする。(2012年刊)
    ・はじめに
    ・第一章 小机城と小机北条氏
    ・第二章 神奈川湊と蒔田城
    ・第三章 湾岸地域の武士たち
    ・第四章 玉縄城の支配と海上防衛
    ・あとがき
    ・主要参考文献
    ・人名索引

    どうにもこうにも読み難い。北条一門など似たような名前が多く混乱する。土地勘が無く、馴染みもないマイナーな武士たちの事績を読むのはある種の苦行である。
    とはいえ、読み進めるうちに、発見も出てくる。宗瑞の伊豆侵攻は、足利茶々丸への復讐を意図した将軍義澄の許可があったp17という見方も面白い。、人物索引があるので、人名事典的な使い方もできるのではないだろうか。

  • 著者が、あの北条クラスタ垂涎の「後北条氏家臣団人名辞典」の下山治久先生ではないかと。横浜市域の笠原氏、松田氏、他多くの家臣について詳しいお手頃価格の一冊だ。

  • 戦国時代において、現在の横浜市域にいた土豪たちの動きを詳しく記した本。「●●郷の■■氏は、扇谷上杉陣営から北条陣営に鞍替えし、玉縄北条氏の重臣として取り立てられ、▲▲郷と◆◆湊に知行を得た。小田原合戦においては××城に籠城して降伏し、江戸時代は◎◎郷の名主を勤めた」というような話が延々と書かれているだけなんだけど、こういうのが好きな人にとっては溜まらなく面白い。著者は、北条氏が発行した各種文書を参照するだけでなく、旧名主の家を1件1件訪ねて回り、その家に残されていた古文書をくまなく調べており、史実を明らかにしたいという郷土史家の執念を感じた。このような古文書類は、是非とも電子化して公開してもらいたいものである。私が定年退職後に愛知県でこれをやれるかと言われると、ちょっと無理かなと思うが…。在地領主が在住した横浜市域の城跡の情報も載っているので、いくつか訪ねてみたい。

  • 戦国時代、現在の横浜市内にはたくさんの城があり、そこで活躍した武将の事が地域別に書かれています。大田道灌に始まり、後北条家を中心に、武田信玄、上杉家、房総の里見家などの関係をからめながら、各武将がどのように動いたか、細かく書かれています。

  • 横浜の室町末期から戦国に活躍した人々のことが細かく分かる。俳優・向井理さんのご実家のお寺も登場。そのころから続く由緒正しきお寺なのだとびっくりしました。

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横浜の戦国武士たち (有隣新書70)の作品紹介

横浜の戦国時代は、太田道灌が小机城を攻めた文明十年(一四七八)から始まるとも言われている。まもなく伊勢宗瑞(北条早雲)は山内・扇谷両上杉氏の抗争に乗じて、相模・武蔵に侵攻し、現在の横浜市域は氏綱の代にはその勢力下に入り、後北条氏とその一族が支配することとなった。本書は、小机城と鶴見川流域、神奈川湊や金沢などの沿岸地域、さらには玉縄城周辺の村々などを治め、房総の里見氏、甲斐の武田氏、豊臣秀吉などと戦った各地域の領主や武士たちの具体像を、長年、後北条氏文書の研究と編纂に携わってきた著者が浮き彫りにする。

横浜の戦国武士たち (有隣新書70)はこんな本です

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