走れメロス Run, Melos, Run (ラダーシリーズ Level 1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (84ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896841732

作品紹介・あらすじ

羊を追い、村でのどかに暮していたメロス。ある日、友人のいるシラクスの市を訪れたメロスは、活気を失い、変わり果てたまちの様子に驚く。人を信じることのできない王が、罪のない人々を恐怖に陥れていたのだ。怒りに震えたメロスは人々を救うため、王のもとへと乗り込んでいく。邪悪を憎み、友を信じる若者たちの友情を描いた、太宰治の代表的短編小説。

感想・レビュー・書評

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  • 英語で名作が読める、「ラダーシリーズ」のLevel1のなかの1冊。
    Level1ということで、中学生レベル・TOEIC300点レベルでも読めるように、使用する単語を抑えているとのこと。
    中学生レベルの英語でも、ここまで表現できるものなんだなあ。

  • 読みやすい!
    Melos was furious,メロスは激怒した、から始まるのかっこいい。

  • ラダーシリーズのレベル1の本。
    優しい単語で原作のイメージに合った簡潔で熱い男の友情の物語をサクっと読めました。

    人生において名誉を重んじる風潮が今の日本にはなくなってきているし、自分自身も約束を守ることにルーズになっているので、いろいろと気付かれたよ。

    走れらじ!!

  • いや、王は友達になれんだろ

  • 英語多読レベル1
    走れメロス

    太宰の文体で読みたい気持ちもあるものの、
    簡単な英訳でも、テーマやストーリーや構成の面白さを強く感じる。

    筆者は実際に飲み屋に友人を残してばっくれたという話を知ってから読むと益々感慨深い。

  • メロスの主観だなぁ

  • 十年ぶりで懐かしい。オーディオブックで、何個かは一度で聞き取れない単語もあったが、あまり難しい単語やフレーズもなくかなり易しめ。ラダーシリーズを他にも試してみたい。

  • 原作をちゃんと読んだことがなかったので、英語でも夢中で読めた。
    メロスは思ったよりマイペースな人柄だった。セリヌンティウスは良い奴。

  • メロスの葛藤が伝わってくる。

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著者プロフィール

1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

「2022年 『太宰治大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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