洗脳の楽園―ヤマギシ会という悲劇

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著者 : 米本和広
  • 洋泉社 (1997年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896912951

洗脳の楽園―ヤマギシ会という悲劇の感想・レビュー・書評

  • 洗脳について洗練された手法を知りたいなら、この本。50年代からの試行錯誤で生まれた技術がこの一冊に。

  • 新装版が出ているが、読んだのはこちら。

  • ★著者の米本和広氏の文章のニュアンスが前半、中盤、後半とヤマギシに対する感情が変化していて、読み始める前には否定的なヤマギシに対する私の印象が、読み進めた前半はある種好感度に変わってしまったり、中盤からはその実体験を伴ったルポに怖ささえ覚えたりした。
    私は1990年代前半に流行った自己開発セミナーに参加した経験があるので、その経験を思い起こしながら読み進めたわけだが、途中で解説の文章を添えていた斎藤環氏の「変性意識状態」・「離人感」・「離人症」の説明が非常に自らの体験と照らし合わせても納得のいくものだったことと、ヤマギシの"特講"の臨場感あるルポがこの本の読み処だった。
    「ユートピアという考え方自体がいつも問題を持っていると私は思います。もともとユートピアというのは実現不可能だという意味で、その不可能なことを、無知で残酷な独裁者が夢見る時が一番恐ろしいのです。」と語った米本和広氏の言葉が、ヤマギシの実態なのか。

  • たまたま家の近所に「実顕地」と呼ばれるところがあり、何だろうと疑問に思ったのがきっかけ。
    どこぞの国と一緒である。

    12/12/08-114

  • 洗脳というものがどのように行われているかがわかる。宗教的な洗脳とは、人の人格や価値観を変えてしまう。

  • すごい本だった。
    興味深いし、危険な本。
    特講のくだりは軽くだけどくらくらしたりも。

  • ヤマギシ会、数年前に問題になったので覚えてらっしゃる方も多いのではないでしょうか?ヤマギシ会そのものより、私が興味を持ち読んでみたいと思ったのは、「特講」と呼ばれる入会のための講義。人の心はどうして操られていくのか、”大丈夫”そう思っている人こそ、読んでほしい一冊です。ヤマギシ会がテーマですが、それ以外の「新興宗教」「催眠販売」「ネズミ講」「マルチ」など、ひとのこころはなぜこうなってしまうのか?にご興味があれば。著者の体験記は、大変参考になります。

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洗脳の楽園―ヤマギシ会という悲劇の作品紹介

「善意」の道は一直線に地獄に通じる!ユートピア社会をめざすヤマギシ会は、なぜ家族崩壊や子どもの不幸を招くのか?ヤマギシ会に潜入し、洗脳のかなめである「特講」をはじめて体験取材。隠されてきた「会」の秘密のヴェールを剥ぐ。地を這う取材で明らかになったヤマギシ会の真実とはなにか。

洗脳の楽園―ヤマギシ会という悲劇はこんな本です

洗脳の楽園―ヤマギシ会という悲劇の文庫

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