日本人はなぜナメられるのか (新書y)

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著者 : 中山治
  • 洋泉社 (2001年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896915099

日本人はなぜナメられるのか (新書y)の感想・レビュー・書評

  • [ 内容 ]
    日本人は「流されやすい国民性」を変革できるか。
    外をみれば海外旅行でバカにされ、国際貢献の名の下にカネをムシリとられるだけで何の尊敬も得られない。
    一方、内をみると金融危機から政治の混迷にいたるごまかしにいっこうに怒らず、選挙ではしがらみで与党に投票する。
    だまされやすく、戦略思考ゼロの日本人はどこへ行くのか?
    本書では、ごまかしの背後にある日本人のタテマエとホンネの心理構造に分け入り、「わが心の内なる矛盾、葛藤ぼかし」を克服する具体的方法を提言する。
    気鋭の臨床社会心理学者が問う従来の自己愛型・自虐型を排した新しい日本人論。

    [ 目次 ]
    序章 いまさらなぜ「タテマエとホンネ」なのか
    第1章 バカにされる日本人
    第2章 「タテマエとホンネ」は日本人特有のものか
    第3章 天皇現人神と平和憲法に見る日本人のだまされやすさ
    第4章 日本人は「帝国主義者」たる才能は皆無である
    第5章 「妄想」に弱い日本人
    第6章 日本人の国民性にもっとも適した選択とはなにか
    終章 日本人は「流される国民性」を変革できるか

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    [ 参考となる書評 ]

  • 著者は臨床社会心理学者であることから、序盤は著者の専門領域をベースとした日本人の思考特性について言及されている。タテマエとホンネの使い分けが日本特有のものではないものの、欧米文化と比較してあいまいさの度合いが非常に高いという指摘はなるほどと思う。しかしながら、読む進むにつれ内容が著者の感情的な表現が目に付くようになり、読んでいて不快感を覚えすらした。全体的に、本書は学術的な見地から書かれておらず、ほぼ一貫して著者の偏った私見であふれている。<br /><br />書中、日本人の特性を念頭に日本の外交・安全保障問題についての選択肢が提示されているが、アメリカとの併合などあまりにも非現実的で失笑してしまう。国際政治学や経済学などの理論的な裏づけのない、そのような感情的な政策提起は薄っぺらいものでしかなく居酒屋で政治についてグチを言っているタチの悪い中年オヤジと同じ程度である。読んで時間が無駄になった。

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