- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896915303
感想・レビュー・書評
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やっと読んだー面白かった!
これは、「精神分析に比重を置いた折衷派」を自認する精神科医の滝川一廣さん(ただし「精神分析家」ではない)が、インタビューに応じて縦横無尽に精神医療について語ったもの。
「こころ」とは何か、DSMとは何か、診断とは、キレる若者は増えているのか、犯罪と精神医療、などなど、良心的・常識的・真っ当な精神科医が何をどのように考えているか、それに対して、”ちょっと疑問”なお医者さんたちはどう違うのか、世間やマスコミはどう反応するのか、それらは何故なのかもちょこっと…と盛りだくさんながらも、安心して読みながらふむふむとうなづいたりそれな!と膝をうったりした。
*”科学的”精神医療と精神分析の違い、診断と精神鑑定の違い、こころを病むとは何か、なんかを知りたい、考えたい方にオススメ!
*引きこもりについても話が出てくるけど、そこはやっぱり斎藤環さんのほうが深かったな〜(^^)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「久しぶりに「この人すごい!」と思う方に出会いました。」と最初に読んだ当時感じたのですが、内容をすっかり忘れてしまったので改めて読み直そうと思っています。
books174 -
読了 1回 (うっすら2回)
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こころが病んでいる、安易に考え過ぎてはいけない。個性と考えるか、病気と考えるか…難しい線引きだ。
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人間の「こころ」というものについて精神科医がやさしく語った名著。