ビールの力 (新書y)

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著者 : 青井博幸
  • 洋泉社 (2002年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896916478

ビールの力 (新書y)の感想・レビュー・書評

  • プラントエンジニアから転身してブルワリー、ビアライゼ(ビール紀行)株式会社を立ち上げた筆者の一代記。1998年、まだクラフトビールという呼び方も定着していない日本で、美味いビールを造りたいという一心で、数々の困難を乗り越えて開業する。プラント設計の技術を活かして醸造設備を設計できたのは幸運だったが、販路をゼロから作っていくのか全くの素人であったのでその苦労は想像に難くない。欧米に比べて個人の醸造家にとては厳しい日本の税制と法律であるが、そこを乗り越えていく信念の強さに感銘をうける。

  •  アルコールアレルギーがあるののも関わらず酒は嫌いでは無い。特にビールと日本酒が良い。他の酒でもその土地ならではの味があるわけだが、特に地酒、地ビールということばはこの二種類の酒に似つかわしい。ヨーロッパでは國や地域でそれぞれ特徴のあるビールが造られている。それも日本で主に飲まれているラガービールで無くエールビールである。飲み味すっきり、冷やして美味しいラガービールと違い、エールビールは濃厚で地域や醸造元により飲み味にバリエーションがある。ラガーほど冷やす必要も無く、なんとなく日本酒に近いイメージである。
     なら日本酒で良いでは、というとどうしても日本酒では合わない料理もしくは日本酒では合わない酒を飲むシチュエーションと言うものがあり洋酒系も欲しいところである。ワインでもウィスキーでもそれはそれで良いのだが、もう少し軽めが私には良い。
     で、ビールである。
     世の中にはどんなビールが存在し、いかに美味しいか。美味しいビールはいかにして造るのか。ビールの美味しい飲み方は?といった疑問に答えてくれるのである。そして日本の酒税法、アルコール類の許認可制度がいかに美味しいビールを安く飲むのに障壁になっているかが力説されている。
     嗜好品故に税金が少々高いのは仕方が無いかもしれないが税金も薄利多売と言うことを考えて欲しいものである。

  • 12月5日読了。ビール好きが高じて、ビール醸造会社を作ってしまった男のビールについての熱い話。ドイツ・ベルギーの豊かなビール文化と、日本の貧しいそれ・不条理な酒税についてよく分かった。ビール好きを標榜し「やっぱ俺はキリンだな」などとのたまったいる私も、日本の貧しいビール文化に取り込まれてしまった一人なのか?確かに、イギリスでもビールはうまかったし、お国の文化というものを感じられたものだが・・・。

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ビールの力 (新書y)はこんな本です

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