- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896917208
作品紹介・あらすじ
撮って、つないで、見せる!単独走破の映画製作、その全工程完全マニュアル。撮影テクニックからパソコン編集、アニメ製作、公開方法まで、この本こそがあなたの頼れるスタッフだ。
感想・レビュー・書評
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別に一人で映画を撮ろうと思い立ったわけではないですが、読みました。ちょっとボリュームもあるし、「映画の撮り方」とか言われると腰が引けますが、実際には「映画を見る側」の入門書的な位置づけとして非情に価値がある本だと思いました。
カメラワーク、照明、脚本、編集、カット割り…等々、それぞれの技法について、技術的説明をした後に、名作と言われる作品のシーンを取り上げながら具体的な解説を行うような構成になっていて、これが非情にわかりやすい。映画の解説って、具体的な作品を取り上げながらのものだと「ほーん、そういうもんかー」と感覚的には分かっても普遍的な知識として脳みそに定着しにくいし、嘲笑的な技術論の話だと、「そもそも何言ってるのかわからんし、どういうシーンで使うのかわからん」みたいなのが多いですけれど、本著はそこをうまく組み合わせてくれているので、素人にも非情にわかりやすい。
とりあえず、小津安二郎を観直します…(昔観た時はよくわからなかった)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少し通俗的ではあるが、
入門者としては最適であろう。
普段ぼんやりとし見すごしていたショットに、
分析の目線がつく。
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技術面からみた映画論。ためになります。
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技術屋向け。カメラ、照明、音効、編集など、完全網羅。ひとりでできるのかは不明だが、値段の割に分厚い一冊。