子どもは判ってくれない

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著者 : 内田樹
  • 洋泉社 (2003年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896917598

子どもは判ってくれないの感想・レビュー・書評

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  • やっぱりおもしろい内田氏の本。
    結論を留保する態度や、論理的であることの説明は心に落ちる。

  • COMMENT SE COMPORTER EN ADULTE -
    http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167679910

  • 内田センセは懐の深いお人である。

  • なんだか若い世代を喰ったようなタイトルだが、実はそうじゃない。若者に届きもしない文言をぐだぐだ巻きつづけているオトナたちの意味不明な態度を、かみくだいて若者たちに教えてあげましょう、という試みらしい。
    この人の文章はクリアかつ、目線が下りているので、読むのが楽。楽なんだけど考えさせられて深い。まあ、数冊、同じことをくりかえしている感は否めないが。

    第四章大人の常識の政治的な話はやや複雑で理解しにくいが、おおむね、読みやすい。ただたまに経験あるおじさんの若者突つき(いびりというほどではない)が鼻につく部分はあるが。

  • 内田先生のほどよくクールな切り口にいちいち納得。なんども読み返したくなくこの手の本は文庫でもいいから買って蔵書すべきだなあ。印税が著者に対する読者からのささやかなお返しだとしたら、内田先生の本を只読みするのは気が引ける。

  • 「教養」に関する項をよんでゾクゾクし、「本が読む」という項を読んで、うっかり泣きそうになった。内田樹の本を読んで泣く人いるんだろうか。、ま、感動したんです。自分の頭の中で、もやもやとしていたものが、輪郭をもって現れてくれた。そんな感じ。とくに、私が常々「本のしりとり」と呼んでいる現象が「本が読む」という項で解説されていて、ああ、私は幸せな人間なんだなあ、「本に呼び寄せられて」いるんだなあ、とうれしくなった次第。その他、日本に関する項も興味深く読んだ。この本は2003年発行ですが、今の領土問題にも通じるような論考があり、最近内田氏はどう発言しているのか、確認しなくては、と思っているところ。

  • 言葉が少ないと~ からのリファレンス。

    ルース・ベネディクトが日本人でなく、ファーブルは昆虫でないように、自分も大人ではないが、大人のことはよく知っている。 そして通常、教育という回路を通じて行われる、この大人文化の伝播を、それ以外の方法で行ってみたいとしてエッセーが展開される。

    恐ろしいほど、思考パターンが似ていて、それがドンドン言葉になっていく初めてな印象の一冊。なんだか読み終わって、このままじゃ俺がいる意味ないじゃん、もっと勉強しなきゃ・・・と素直に思う。

    さりげなく触れる、正義というものが画一的であることの不自然さ、解の無い質問を投げることで相手を縛り付けることの不公正さ、そんな、いつの間にか「馴らしてしまう」大人の気持ち悪い呪縛を、明確に指摘している点が特に痛快でした。

  • 2012.03.29.

  • 正しさを証明するために、戦争が起こることを無意識に切望しているという話から。

    人間はそういうもんなんだよね、だからクールにいこうぜという論を説くウチダは、熱く怒る知識者を求めている、ということでよろしいですかね?
    本質的なパラドクス。なるほど。
    自分のそれとは反対の存在で、私(たち)は自分の存在を最もはっきり証明できる。

    (※2010年手帳より)

  • 4章構成。
    第3章までは興味深く読めたが、
    第4章は読んでいない。

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