哲学は何の役に立つのか (新書y (102))

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著者 : 西研 佐藤幹夫
  • 洋泉社 (2004年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896917857

哲学は何の役に立つのか (新書y (102))の感想・レビュー・書評

  • 対談本というのはハズレが多いのだが、哲学の根本が「対話」であるわけだから、ある意味哲学本は対談本が本流なのかもしれない。関係としては西研が先生で佐藤が生徒役。
    佐藤のアバウトな質問に対して、西研が問いを立て直し、問題点を整理して、切り口を設定していくプロセスは鮮やかで、「これが哲学者の思考方法か!」と腑に落ちる部分は多々ある。(これが「理性によるコントロール欲求」を満たす事になるのだろうが)
    が、西研はやや楽観主義的で道徳的な所があるので、結論が説教くさくて、説得力に欠ける点がある。佐藤も大人だしそれに反論するわけではないので、ガチンコの対談にはなっていない。

  • S104-ワイ-102 000315275

  • 対談集です。2人の著者とも好きな方ですが、対談という形のため、かえって読みづらくなっていると思います。おもしろいと思えるところも、なんとなくながれてしまう感じがして残念です。この本をきっかけに両著者の本を読むとさらにわかるのだろうと、思います。

  • [ 内容 ]
    思春期はなぜ苦しいのだろうか。
    親も社会もなぜ「うざい」のだろうか。
    学校へ行け?
    高学歴?
    働いて早く一人前になれ?
    やってられねえ!
    …しかしそのとき、じつは「哲学すること」の入り口に立っている。
    世界とはなにか。
    自分はなぜ生まれてきたのか。
    なぜ生きるのか。
    なぜ人に好かれないのか。
    誰もが問うこの問いこそ、人がひとりでは生きられないことによっている。
    人は何を足場としどこへ進もうとするのか。
    それを考える技術こそが哲学である。
    西洋近代哲学は、その問いをギリギリまで押し進めた。
    「問い‐答え」という対話を通じて「哲学すること」の意味を問う入門書の決定版。

    [ 目次 ]
    序章 哲学の難しさに負けないために
    第1章 ニーチェ 「自分」をどこから考え始めるか
    第2章 ソクラテス‐プラトン 「考える」ことについて考えてみる
    第3章 カント 「人間」とは何だろうか―近代という枠組みを考えてみる
    第4章 ヘーゲル 教育と働くことをめぐって
    第5章 フッサール・橋爪大三郎 「私」から社会へどうつなげるか―「われわれ」の語り方
    第6章 カント・ヘーゲル 9・11以降、「正義」についてどう考えるか
    終章 東浩紀・フーコー 哲学はなぜ必要か―再び「考える」ことの足元を見つめて

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