実録マフィア映画の世界

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著者 : 山田吐論
  • 洋泉社 (2004年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896918724

実録マフィア映画の世界の感想・レビュー・書評

  • 「ゴッド・ファーザー」「シカゴ」「コットン・クラブ」「ワンス・アポン・ア・
    タイム・イン・アメリカ」「アンタッチャブル」「グッド・フェローズ」
    「スカー・フェイス」「フェイク」etc.

    アメリカで製作されたマフィア映画を、モデルにされたマフィアたち
    や時代背景や製作過程でのエピソードを交えて解説する。


    取り上げられている映画のほとんどを観ている自分にびっくりで
    ある。しかも、本書を途中まで読んだところで「あれ?知っている
    ことが多いぞ」と思った。

    巻末の参考文献を確認する。なんということでしょう。著者が参考
    にした文献の半分以上が私の書棚にあるではないかっ!そりゃ、
    「どこかで読んだな」と思うはずだわ。

    「ゴッド・ファーザー」については撮影の裏話を集めた本があるので、
    そっちの方が面白かった。

    モデルにされたマフィアたちの実像も興味深いのだが、最も面白
    かったのはフランク・シナトラのお話。

    世界を魅了した「ザ・ヴォイス」。あの歌声がなければチンピラである。
    我がままだし、凶暴だし、横暴だし…。この人、本当は歌手ではなく
    マフィアになりたかったのではないのか?

    しかも、「シナトラ」ってことでなんでもゆるされちゃうんだから、
    マフィアを超えた男かもしれない。

    シナトラの評伝が読みたくなったよ~。

    マフィア映画は好きで何本も観ているが、「ギャング・オブ・ニュー
    ヨーク」はひたすら暗くて1回しか観なかった。そうして、大っ嫌い
    なのが「アンタッチャブル」である。

    本書でもネス捜査官の実像が暴露されているが、あんな完全無欠
    な捜査官なんていませんっ!

    マフィア映画の副読本というところかな。ただ、アル・カポネを美化
    し過ぎているところはいただけない。

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