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この作品からのみんなの引用
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アクースマティックな音楽の聴取では、「音楽を作り出すもの」は聴き手にとって想像されるべきものとしてある。そしてそれが想像であるがゆえに、聴き手が思い描くものはかならずしも実際の作り手の意図や行為と噛み合うわけではない。
このように見ていくと、どうして「音楽は『生』に限る」という意見が絶えないのかという問題は、この想像力のあり方が深くかかわっているのではないかと考えられる。
― 194ページ -
この段階で、二つの「音楽作品」概念が並立することになった。楽譜に依拠するクラシック音楽的な作品概念のもとでは、楽譜に指示される音と音との形式構造こそが「作品」とされる。一方、レコードというかたちで最終的にまとめあげられるポピュラー音楽においては、そこに実現された音の響のまとまりこそが「作品」と見なされるようなったのである。
― 117ページ -
4トラックの録音機を700時間使って作り上げた40分のレコード、『サージェント・ペパーズ~』はもはやそれ以外の方法ではけっして表現できない、一つの「作品」となった。
・・・ここに、コンサートの「演奏」とレコードの「音楽制作(プロダクション)」は、はっきりと別のものを意味するようになる。
― 116ページ
みんなの感想・レビュー・書評
「音楽とはなにか」という問の難しさは、実は音楽に関する言葉自体が時代とともに意味を変え、そして適切な言葉が作られなかったことが原因となっています。この本はそうした根本的な考えから始めて現代までの音楽の変化を分析しています。デジタル音楽の考え方が変わった一冊でした。
2009-02-16
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ライトな読み応え。参考文献を読み込んで行間を読み解かなければ真価へは到達できなさそう。意義を掘り起こせばきっとすごく重要な本。
2006-03-26
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全5レビュー中 1 - 5件を表示

NapsterdeでDLし放題だった頃、例えばSTARDUSTと言う曲名を検索すると、それまでに聞いたことも見たこともなかったリストがずらりと並んだ。『ある時代の音楽状況』が甦るランドマークのひとつだ...





