法と掟と―頼りにできるのは、「俺」と「俺たち」だけだ!

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著者 : 宮崎学
  • 洋泉社 (2005年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896919721

法と掟と―頼りにできるのは、「俺」と「俺たち」だけだ!の感想・レビュー・書評

  • 法律学小事典(有斐閣)
    個人の尊厳
    日本では個人の価値は社会の基準で裁定されることが多い。社会にとって意味のある個人が強く望まれて、社会的に無意味な生の価値は全面的に剥奪される。異端者それ自体が否定され物理的に排除されるか、無視・黙殺される(村八分)。こうした社会では個人主義は社会の認める範囲内でしか成立せず、社会全体の利益を強調する全体主義には対抗できない。
    仲間社会をつぶして近代化してきた日本では国家が社会を吸収し法と掟が癒着し、法でも掟でもない曖昧で流動的な「規範のようなもの」がはびこっている。
    近代国家が黄昏を迎える現在、脱近代のカギは個別社会の自治と掟を復活させることだ。

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法と掟と―頼りにできるのは、「俺」と「俺たち」だけだ!の作品紹介

「仲間」から出発すれば、掟が法に優先することがわかる!「社会」とは元々は「仲間」のことだ。「行動の次元の規範」として内面化される掟は「仲間の絆」の証だ。強い個別社会を内部に抱えるヨーロッパ諸国とは対照的に、仲間社会をつぶして近代化してきた日本では、国家が社会を吸収し、法と掟が癒着し、法でも掟でもない曖昧で流動的な「規範のようなもの」がはびこっている。

法と掟と―頼りにできるのは、「俺」と「俺たち」だけだ!はこんな本です

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