「コレット」花―28のエッセイ (花の図書館)

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著者 : S.G.コレット
制作 : 森本 謙子 
  • 八坂書房 (1993年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896947533

「コレット」花―28のエッセイ (花の図書館)の感想・レビュー・書評

  • 以前に読んだ本にパレ・ロワイヤルのコレットの部屋から見た花盛りの中庭の写真と共にこの本の事が載っていて存在を知った。主題となる花の各器官に接近するほど近く、また遠く風景の中に取り残したり、とりとめもなく花々の間を戯れるようなエッセイ。川に散ったモクレンの花を、雨に襲われて敷物に変わった紅椿を、4月の空にスミレの格子模様がまたたくのを、これほど美しく表す人がいただろうか!鼻をつく薬草の匂いや、暴れて手の付けられない藤の蔓など欠点も含めて植物を愛していることが感じられた。

  • ブックオフを散策しているときにたまたま発見した。ずっと読みたいと思い続けていた本だったので、まさかこんなところで手に入るとは思わず、大変驚いた。
    コレットといえば工藤さんのやわらかな印象の日本語で紡がれる翻訳本を多く読んでいたので、この本のきっちりとした翻訳には少々戸惑ったが、読み進めるうちにすぐ慣れた。

    論文を作成する際に私の恩師が仰っていた「サボテンを巡るコレットと母シドのエピソード」がずっと心に残っていていつか読みたいと気にかけていたのだが、どの本に収録されているのかも、タイトルすらもわからず……。そしたらこの本に翻訳が収録されていて、ああこれか!ととても嬉しくなった。

    コレットの豊かな感性や女性らしい心遣いが花という小さなモチーフにぎゅっと凝縮された、とても華やかで愛らしいエッセイです。

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