永遠のエレガンスを求めて: ジョルジュ・バルビエ画集

  • 六耀社
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本棚登録 : 124
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784897376042

感想・レビュー・書評

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  • 綺麗な本。正方形の判型も合っている。

  • アール・ヌーヴォーの華やかなりし世界。
    高級挿絵絵本の美麗。
    ファッションポスターの豪華。
    そして、ギリシア趣味、日本趣味、中国趣味とさまざまに味付けされたイマジネーション。
    史実と一致していない、「幻想」=「妄想」である。
    だが、それでもイリュストレの描き出した夢は美しい。

    バルビエが絵を担当したピエール・ルイス著の『ビリチスの歌』は、百合スキーにとっても至高の一品。
    この本に収録されたイリュストレ類は、バルビエのほかの画集と比較すると色彩調整にすぐれ、訳文もまたひねりを効かせてある。
    それを良しとするかどうかは、人それぞれ。私は気に入りました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「それでもイリュストレの描き出した夢は美しい」同感です。
      ところで、最近出たジョルジュ・バルビエ-優美と幻想のイラストレーター(海野弘)は如...
      「それでもイリュストレの描き出した夢は美しい」同感です。
      ところで、最近出たジョルジュ・バルビエ-優美と幻想のイラストレーター(海野弘)は如何でしたでしょうか?
      2012/03/03
    • kirimisakanaさん
      もうひとつのレビュー、
      http://booklog.jp/users/kirimisakana/archives/1/4756241441...
      もうひとつのレビュー、
      http://booklog.jp/users/kirimisakana/archives/1/4756241441
      こちらに。史料的に意味があると思います。
      2012/03/04
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ご存知でした?
      練馬区立美術館 4/8~6/3
      鹿島茂コレクション2 バルビエ×ラブルール ―アール・デコ、色彩と線描のイラストレーション
      ...
      ご存知でした?
      練馬区立美術館 4/8~6/3
      鹿島茂コレクション2 バルビエ×ラブルール ―アール・デコ、色彩と線描のイラストレーション
      http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/tenrankai/schedule.html
      2012/03/06
  • エレガンスとエロティシズムの狭間。相互作用によって、緊張ではなく美が生まれる。

  • 高級感のあるデザインとおしゃれな服をきた人たち 解説も面白みを帯びたものばかりだったのでゆっくり読みます。

  • ファッションのおいしいところがつまってる

  • 【08.6/図書館】
    「フランス文学者」という一言だけではすまされないだろう、フランス文学者・鹿島茂氏のコレクションからなる本のようですが、バルビエの作品の優雅さ・美しさ、この本自体の装丁の美しさ、そして鹿島氏の解説、どれをとっても見応え読み応えバッチリです。

    グラッフィック作品であるがため、美術史的にはあつかわれずに、軽視されてきた向きがあるそうなのですが、そんなことで埋もれていたなんてまったく信じられませんね。

    しかし鹿島さん、本当にどれだけフランス好きなんだか…。
    この広い興味と深い知識には、心の底から敬服してしまいます。

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