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- Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
- / ISBN・EAN: 9784897421193
感想・レビュー・書評
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[仰ぐ人、仰がれた人]1998年から2006年にかけ、沖縄県知事を2期務めた稲嶺恵一が自らの半生を語った回顧録。サラリーマンとして汗を流した日々から沖縄の基地問題に絡む政府との息詰まる交渉の様子など、沖縄と稲嶺氏の歩みを考える上で大変重要な作品です。
稲嶺氏の沖縄に対する確かな想いがひしひしと伝わって来る作品でした。保守対革新という分断線を跨ごうとした人物の考え方は、今日の沖縄を考察する上でもたいへん参考になるかと。また、細かな事実関係までしっかりと書かれているため、資料としても十二分に役立つ一冊だなと感じました。
〜沖縄の良さは二つあると思う。一つは団結力、もう一つは文化の豊かさだ。〜
久しぶりに沖縄に行きたいな☆5つ詳細をみるコメント0件をすべて表示
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