豊かになれる仕事 貧しいままの仕事

著者 :
  • 龍門出版
3.22
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本棚登録 : 18
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784897795560

感想・レビュー・書評

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  • 前半は過激な内容で、後半は予想に反して堅実な内容の本です。
    前半で書いていることで、特に強烈に印象に残っていることです。
    資本主義社会とは資本家のための社会。
    金持ち(資本家)は金を提供するだけでさらに金持ちに、
    貧乏(労働者)は体と時間を提供するだけでずっと貧乏。

    言われてみれば当たり前ですが...。

    でも、後半では、株式投資などのマネーゲームなどに走るのではなく、
    地道に経営者としての実力をつけるため、小資本の自営業からスタートを薦めています。

    サラリーマンの労働・努力に対する見返りの少なさを嘆き、
    物事の本質が見えていますか?と問いかけ、
    国や会社に頼らない生き方を始めようよ、と
    自らの体験を踏まえて、メッセージを送っている本です。

    ただ、この本が著者の考え方の全てではないと思いますが、
    あまりにも自分が手にする金へのこだわりや、
    著者がサラリーマン時代に報われなかった憤りを
    文章の端々から強く感じてしまうのは私だけでしょうか。

    それはさておき、高度成長時代は終わり、サラリーマンもリストラの憂き目に
    会ったりしないよう、努力を怠らないでね、努力の方向を間違えないでね、
    とも言っています。
    これらの内容を1時間で読めるのは時間の節約になるかも。

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