基本情報技術者大滝みや子先生のかんたんアルゴリズム解法―流れ図と擬似言語―第2版

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  • リックテレコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784897978406

作品紹介・あらすじ

午前試験に出題される流れ図、午後試験に出題される擬似言語を基礎から本試験レベルまで段階的に学習できるテキスト。試験に出たアルゴリズムを徹底分析して増補・改訂。

感想・レビュー・書評

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  • ※新版あり
    http://www.ric.co.jp/book/contents/book_966.html

    ■概要
    苦手な範囲を得点源に!
     午前で出題される「流れ図」、午後で出題される「擬似言語」といったアルゴリズム問題を、入門レベルから合格レベルまで段階的に学習できるテキストです。著者は情報処理技術者試験対策で大人気の大滝みや子先生です!ふだん教えてもらえない解法テクニックが満載です。
     午後問題に出題されるCやCOBOLといったプログラム言語の基礎学習にも最適の1冊です。

    ■ToC
    第1部 アルゴリズムと流れ図
    第1章 流れ図とは プログラムと処理手順/流れ図の基本/変数と代入文/流れ図の解釈
    第2章 基本例題 評価ABCをつける/平均・最高点・最低点を求める/九九表を作成する/文字列の反転/1次元配列へのデータ格納/2次元配列要素への集計
    第3章 実戦問題 文字列の圧縮処理(ランレングス法)/配列要素の順位付け
    第2部 擬似言語
    第1章 擬似言語とは 擬似言語の記述形式/変数の宣言/手続の宣言/副プログラム/大域変数と外部参照
    第2章 擬似言語パターン演習 順次処理(代入文)/選択処理(真偽判定)/多重選択処理/繰返し処理1(前判定)/繰返し処理2(後判定)/多重繰返し処理
    第3章 基本例題 文字のカウント/線形探索/2分探索/部分文字列の検索(文字列の照合)/データの整列(バブルソート)/2次元配列データの整列(選択法)/ ファイルの併合処理/ハッシュ法(オープンアドレス方式)
    第4章 実戦問題 タブ文字を展開する/出発地から目的地までの最短経路を求める(ダイクストラ法)/1次元配列データの併合による整列(マージソート)/逆ポーランド表記法で表された数式をスタックを用いて計算する/インデックスを用いて英和辞書を検索する/配列に格納されている整数値をヒープソートで昇順に整列する/方程式の解の一つを求める(ニュートン法)
    巻末付録 HELPシート

    ■Update
    (最近の出題傾向を徹底的に分析し、例題を厳選して追加するとともに解説をより一層充実させました。)
    第1部 アルゴリズムと流れ図
    第1章 流れ図とは
    プログラムと処理手順/流れ図の基本/変数と代入文/流れ図の解釈
    第2章 基本例題
    評価ABCをつける処理/平均点・最高点・最低点の算出/九九表の作成/文字列の反転/1次元配列へのデータ格納/2次元配列要素への集計
    第3章 実戦問題
    配列要素の順位付けを行う/駅間の運賃と特急料金を求める
    第2部 擬似言語
    第1章 擬似言語とは
    擬似言語の記述形式/擬似言語のデータ型/擬似言語の構造/大域変数と外部参照
    第2章 擬似言語パターン演習
    順次処理(代入文)/選択処理(真偽判定)/多重選択処理/繰返し処理1(前判定)/繰返し処理2(後判定)/多重繰返し処理
    第3章 基本例題
    最大公約数の算出/文字のカウント/線形探索/2分探索/データの整列(バブルソート)/データの整列(挿入ソート)/2次元配列の数値配置の規則性/部分文字列の探索(文字列の照合)/リストの作成/2進整数の乗算
    第4章 実戦問題
    タブ文字を展開する/代入文の解析と変換を行う/整数値をヒープソートで昇順に整列する/エディットグラフを使って文字列を変換する/基数変換を行う/駅間の最短距離を求める
    本書に掲載されている「関連知識」一覧
    良いアルゴリズムの要件/二項演算子と単項演算子/多分岐構造/(1+2+・・・+n)の和/終了条件と繰返し条件/2次元配列の要素を左右反転や90度回転する操作/ファイル集計処理/余りを求める関数mod/演算子と優先順位/繰返しの基本形/数字文字から数値への変換/番兵法とは/2分探索処理の流れ図/ハッシュ探索法/その他の整列法/計算量/配列と線形リスト/左右2つのポインタをもつ2分探索木/ビットの値の検査

  • フローチャートを使い、丁寧に、体系的 に解法を学ぶことができる。本書に取り組むことにより、処理を確実にトレースできるようになった。アルゴリズムの基本概念、考え方をしっかり理解したい人向け。

  • 試験問題を3年分やると、傾向と対策が分かってくる。
    問題の出し方、想定している回答が、問題によって偏っていることがある。
    その傾向を知らないと、自分が思う正解と、採点者が思う正解がずれていることがある。
    基本情報では、さほどそういう問題はないが、上位になるに従ってそういうずれが大きくなる。
    そのずれを知るのもプロのうちだと割り切って勉強しよう。

    本書は、試験問題をやってから、わからなかったところを確認するのによいかもしれない。

  • きちんとトレースすることが大切。

  • 基本情報技術者試験の試験に出てくるアルゴリズム、疑似言語問題対策に。
    コンピュータの知識に乏しい、全くの初心者がすんなりと入っていけるよう、とても丁寧に書かれている。
    アルゴリズムって?図の記号の意味がわからん、繰り返しってどうなってるん?反復条件?終了条件?といった、極々初歩から始まっているので、基本情報技術者試験の網羅本でさらっと解説してあるのに面食らったのなら是非手にとってほしい。図解が詳しく、コンピュータアレルギーの人にも効果覿面。
    また、この本を読めばアルゴリズムはロジックだ、ということに気づくだろう。基本は順次、選択、繰り返しのみである。

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著者プロフィール

IT企業にて地球科学分野を中心としたソフトウェア開発に従事した後,日本工学院八王子専門学校ITスペシャリスト科の教員を経て,現在は資格対策書籍の執筆に専念するかたわら,IT企業における研修・教育を担当するなど,IT人材育成のための活動を幅広く行っている。

「2023年 『基本情報技術者【科目B】アルゴリズム×擬似言語 トレーニングブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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