ソーシャルメディア実践の書 ーfacebook・Twitterによるパーソナルブランディングー

著者 :
  • リックテレコム
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784897978710

感想・レビュー・書評

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  • 著者の大元さんのことはソーシャルメディア界で存在が大きくなる前から仕事でお会いして知っていました。当時はこんな本まで出すようになるとは思っていませんでしたが。

    本書は大元さんの成長(と言っても許されると思う)の軌跡と、そこで得られたソーシャルメディアに関する知見とティップスをまとめた本。色んなアイデアが詰め込まれています。

    一言でいうと「ソーシャルメディアによるパーソナルブランディング」に関する本なのですが、人柄が表れた丁寧な内容になっています。ビジネスでソーシャルメディアをいかに活用するか、という方向ではなく、人生の中でソーシャルメディアを活用して人とつながってよりよく生きていくためにどう付き合っていくのか、という色合いが強くなっています。リアルと同じか、もしくはそれ以上に人柄と信頼が大切ということでしょうか。

    ---
    ITmediaオルタナティブ・ブログに寄稿するようになるなどの過程も、TwitterやFacebookで、へぇーという感じで見ていたので、思い出しながら読みました。

  • ネット上で高い評価を受けていたので興味がわき購入しました。

    本書のサブタイトルが「パーソナルブランディング」であったため、自己啓発的な内容かと思ってましたが、良い意味で期待を裏切られました。ソーシャルメディア上で発信して良い内容から、発信しない方が良い内容など、ネットを利用する上で、学校では教えてくれない学んでおくべき基礎知識から、丁寧に解説されています。

    私は第四章がお気に入りです。
    いろいろなソーシャルメディアのサービスがあり何を使って良いか悩んでいたのですが、Twitter単体での利用によるメリットや、複数のサービスを連携させた時の効果等が、数値化されていて、とてもわかりやすくて参考になりました。

    一部初心者には難しい内容もありましたが、この内容で1500円は非常にお得だと感じました。パーソナルブランディングというより、ソーシャルメディア全般が学べる教科書のような本です。しっかり学びたい方にお勧めです。

  • 孫泰三氏おすすめの書ということで読んでみました。

    結論、別に内容としては目新しさはないが、ソーシャルメディアを使って個人が「何を出来るのか?」をすごくきれいにまとめてある本だと感じました。
    本当に教科書みたいで、この情報すごく使えるとか、そういうフローでプロフィール作るのか、とか勉強になります。

    全体として、ソーシャルメディアを使った個人のブランディングをどうやっていくのかと言う話の流れです。
    その話の根源にあるものとして「誰かを幸せにしたい」「絆」といったものがありそのことへの情熱が一番ソーシャルメディアを使う上で大切なことだと伝わってきました。

    チェックした点(あまりにもチェックしたので一部割愛)
    ・メラビアンの法則が当てはまらなくなった。
    ・ソーシャルメディアのすばらしい点「多数のアイデアを瞬時に集める」
    ・LTEの話(これから買いますw)
    ・キュレーション能力:情報を収集、分析しそこに新たな価値を見いだして意味付けを行う能力
    ・ソーシャルコミュニケーションで好印象を与えるには?
     →正確な情報の発信者であること
     →受信者から人望を集めること
    ・口コミを生み出す行動パターン「VISAS」
    ・twitterの便利なリンク集

  • オルタナティブブログ「ASSIOMA」の大元氏の著作。パーソナルブランディングのためのソーシャルメディアの活用方法などが丁寧に説明されており、、タイトル通り実践的で、なるほど納得という考察も多い。終盤は実践術のオペレーションの部分なども丁寧に記載されている。

  •  ソーシャルメディアの意義から実践ノウハウまで、インターネットや技術の観点に止まらず社会的背景を含め、ソーシャルメディアの哲学をとても分かりやすく説き、実践ノウハウでは、戦略から文章構造やOGタグの使い方など戦術に至るまで詳細に解説してます。

     文章も分かりやすく、自らのワクワクした実体験をその感動のまま文章にしているように感じ、ワクワクしながら、一気に読んでしまいました。

     終章のソーシャルメディアの未来では技術が拓く展望について語りつつも、ソーシャルメディアデバイドも取り上げている、他の章の実体験を通した深い洞察に比べると踏み込みが浅い気がします。これをガッツリ書かないのは著者の優しさでしょうか、本書をしっかり読んで頑張れとの。

     コラム フェイスブックでつなぐ家族の絆(P311~P314) 
    私が「いいね!」と言いました。

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