カンバン ソフトウェア開発の変革 Improving Service Delivery in Technology Business

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784897979571

作品紹介・あらすじ

アジャイル、リーンに続く開発手法
「KANBAN」の本邦初訳

トヨタの「かんばん」方式をソフトウェア開発に適用した「カンバン」は世界中で注目され、海外の名だたる開発チームが次々に成功事例を発表している。
本書はこの潮流の先駆者として知られるデビッド・J.・アンダーソンの著作であり、国際的にも評価されているエンジニア必読書の邦訳である。

■本書の特徴

「カンバン」はトヨタの「かんばん」方式をソフトウェア開発に適用した技法として、今や世界中で注目されている。
世界の名だたる開発チームが、既存のプロセスにこの「カンバン」を適用し、アジャイル性の強化を図った成功事例を発表している。

「カンバン」では次のステップを踏む。
1 品質への集中、2 仕掛り(WIP)の制限、3 頻繁なデリバリー、4 要望とスループットのバランス、5 優先順位付け、6 予測可能性向上に向けたばらつき原因の解消。
これらを通じ、「抵抗の少ない現実的な変革」と「シンプルで実践的な新しい管理手法」を実現するための鍵を開発現場に提供する。

感想・レビュー・書評

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  • 「ゆとり」が大事。カンバンとスクラムのやり方が違うというのは分かったけれど、どう違うのかはいまいちよく分からず。

  • 本書でいうかんばんは過負荷にならないようリミットをもうけることと、現在の状況を見える化するのが大きな目的です。ようするに引き取りかんばん。
    ホワイトボードに付箋紙を貼って見える化するというのは、SIの現場ではわりと気軽にやってみるけど、それとは別に管理者の上位報告や改善のために実績情報を電子データとして収集することになるので、二重管理になりがちです。
    また、「やらされるほう」からすると自分のTODOに大量の付せんが貼られると見たくなくなるのです。管理者が手を打てればまだしも十分ではないことも多い。そうすると付せんと関係なくどうせ自分がやるんだし、ということで付せんを使わなくなってしまいがち。
    そもそもかんばんを使える組織というのは分業ができるということで、それってSIerとしてはそうとう成熟しているところなのです。SIは毎回違うことをやるので仕掛かりの作業を他の人が続けるというような分業はなかなか難しいところもあったりして。
    現場のメンバーへのメリットというか、現場にやってもらうためのインセンティブを掘り下げてもらえるとよかったなーと。

  • カンバンの実践。
    概念を知りたいときには参考になる。

  • 待望のカンバン日本語訳。マネージャー向けの本だと思います

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