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- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898063668
感想・レビュー・書評
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民藝にまつわる6つ、16人の対話集
久野恵一(もやい工芸・手仕事フォーラム)
豊島愛子(骨董愛好家)
鄭玲姫(李朝喫茶李青)
千宗屋(武者小路千家十五代次期家元)
エフスタイル(産地プロデューサー)
田中敦子(工芸ライター)
馬場浩史(スターネット)
ビームスバイヤー
柳宗悦の人となり、同時代の文化人との人間関係や彼が築いた民藝という思想を現代の各分野の目利きの対話を通して理解できる。
柳宗悦と富本憲吉が反目していたこと、職人の手仕事を尊重するあまり、利休、光琳、乾山、木米ら工藝美術を批判していたこと等、宗悦礼讃だけでなく、人間くさい一面も知ることができるのが好ましい。
宗悦の学習院高等学校時代の教師が、鈴木大拙や西田幾多郎だったというのも驚き。詳細をみるコメント0件をすべて表示