- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898150313
感想・レビュー・書評
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前頁通して、誰もいない東京。
世界の終わりや廃墟っぽい雰囲気が漂うんだけど、なぜか息づかいが見える。
全部にすごくストーリーがあって、街って人間が居ない方が生きてるってのがすごくわかる。
怖くて、清々しくて、不気味で、誰かに伝えたくなってしまうような写真集。
やらせでも合成でもなく、
狙ったものが撮れるまで10年かかった写真もあるこちら、まず著者であるフォトグラファー中野氏に拍手。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
物心ついたころから埋立地に住んでいた自分にとって、なんだかかえって懐かしい感覚を抱いてしまうのが面白いところ。
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東京なのに一人も人が写ってない、不思議な写真集。
お友達の海外の人に贈りました。 -
人がいない一瞬を撮った写真集なんだけど、とても濃く人の空気が現れてる。街が人間を待っている気がします。環境破壊をした人間をとことんこき下ろす人がいるけれど、そんな風に言ってしまうのは寂しいなと思う。間違いばかりじゃない、もっと素敵なものを作ってるはず。だからこそいろんなことを考えていかなければいけないなあ…なんて、人のいない街の写真を見ていて思いました。人間が作り出した、街。
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東京だけど東京では無い様な、そんな写真集。
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寂しさと怖さを感じました
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いない、いない、誰もいない
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衝撃の1冊。
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(2008.1)
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まあ何というか一言で言うと中野の写真集。それ以上でもそれ以下でもない。