- Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898152157
作品紹介・あらすじ
『うめめ』で木村伊兵衛写真賞受賞。うめかよ待望の第2弾!!誰もが知ってる、いちばんバカでいちばんカッコイイ季節。うめかよの原点。
感想・レビュー・書評
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写真家・梅佳代による写真集。
被写体は大阪の小学生男子たち。
写真を撮るからってじっとはしていないし、おすましもしない。
白目向いたり、目に五円玉を載せたり。
「あいーん」のポーズをしてみたり、死んだふりをしたり。
上半身裸の子がいるのだが、これはこの日、転んで犬の糞がついてしまったから脱いでるんだそうである。
まぁ大概、あほなのだが、何だかどの子も生き生きしている。
帰ってお母ちゃんに怒られる毎日なのかもしれないが(いや、実際、親御さんは大変なのだろうなw)、そんなことはけろっと忘れて、また明日もバカをやるのだろう。
まったく自由。まったく無敵。
梅佳代さんは写真撮影当時、学生だったのだそうである。
写真集を出すにあたり、許可を得ようと、久しぶりに大阪の男子たちに会う。
ちょっぴり大きくなった彼らの1人は、「うめかよ、人を信用しすぎてだまされたらあかんで」と言ってくれたのだという。どうした、キミ、辛いことがあったんか!? でも大人への階段を1つ上がったのかもしれないね。
あほ写真オンパレードだが、何だか励まされたりする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学生の男の子を撮った写真集。
表情や格好が面白い。
男の子って確かにちょっとこんなバカやってるよな、と思う。
きっと梅佳代さんも彼らと同じ目線になって
楽しく写真を撮ったんだろうなぁと思う。
それくらい写真から楽しい雰囲気が伝わってくる。
少年達がたくさんバカやって、大きく成長してくれたらいいなと思った。 -
いまでもこんな男子がいるなんて。。。。
ってか写真としておさめられる
人の心のつかみ方がすごい!
普通、カメラ向けられると、照れるよね
きっと同じ雰囲気を作れてるんだろう。
元気になれます。
わらえます。 -
ほんとに男子はばかだよなー
小学校の時なんか それが自慢だからなー
変なかっこう すぐするし 白目むくし
鼻の穴にスルメとか平気で突っ込んで
見せつけるし
ガラスに口あけて顔くっつけるし
たまんねー -
昔読んだもの。おすすめに出てきたので備忘録として登録。
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写真を見てると男子ってアホやな!と、思ったが やっぱり笑ってしまって
ばかで
無敵で
かっこいい! ですね -
バカな男子大集合ですな。
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男子って、
バカで、
汚くて、
憎めなくて、
可愛くて、
サイコウ! -
私は妹とふたりきょうだいなので、ものごころがついてからの「男子ってバカ…!」の衝撃は並々ならぬものがあった。
授業中に後ろから呼ばれ振り向くと地図帳を指差し「パプア…ニューギニア!!!」と言って笑いが止まらなくなり椅子から落ちた上田君(何がそんなに面白いのか)。
同じく地図帳を指差し「アルジェリアの隣…ナイジェリア!」とシャウトしていた井上君(ちょっと面白かった)。
同じく地図帳を指差し「キンタマーニ島!」とセクハラ発言をしていた田端君(私もそれは気づいてた)。
初めて彼氏ができたらしいクラスメイトに「もうやったのか」と聞きながら鼻水を大量にたらしていた弓削君。
「男子って言ったことにウケてあげるとすぐコクってくるよ」という悪魔のような同級生の女子に4日でひっかかった新井君。
愛すべき…。とも、ただ「バカ、まじで」とも思う。
そんな男子たち、梅佳代さんの前では最高にバカになれるのだろう。 -
表紙を見るたび、「うちにもこの子おるわ…」と思います。男子はばかで無敵、そのとおり。笑うしかない1冊に脱帽です。
(児童担当/ししかーち)平成29年12月特集「ジャケ借りしよう!」