みさおとふくまる

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著者 : 伊原美代子
  • リトル・モア (2011年10月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (68ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898153192

みさおとふくまるの感想・レビュー・書評

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  • 87歳になった今も毎日畑へ出かける、
    みさおおばあちゃん。

    どこへでもお供する、猫のふくまる。

    色とりどりの四季を写した緑豊かな情景の中、
    見つめ合い寄り添いあう沢山の写真。


    8年前におばあちゃんが納屋で拾った一匹の子猫がふくまるです。

    「ふくまる」という名前には、
    「福の神様が来て、すべてが丸く治まるように」というおばあちゃんの願いが込められているそうです。


    スイカに豪快にかぶりつく(笑) みさおおばあちゃんに、
    ゴロンと寄り添うふくまる。

    おばあちゃんが漕ぐ三輪車の後ろカゴに乗せられて上機嫌なふくまる。

    お魚をさばくおばあちゃんに
    「早くください」とまな板の上でスタンバイするふくまる。

    ピッタリとくっついて幸せそうに眠る微笑ましい写真。

    おんなじ格好でお尻を突き出す
    似た者同士な、 一人と一匹。

    中でも印象的だったのは、
    生命力あふれる逞しいおばあちゃんの手に重ねられた、
    肉きゅうのついた小さなふくまるの手の写真。

    まるで自らの意思で猫が手を繋ごうとしているかのようで、

    「これからもずっと一緒だよ」

    という約束を交わした恋人同士みたいに見えます。


    耳の遠くなったおばあちゃんと生まれつき耳が不自由な猫。

    お互いを補い合い、尊重し共鳴し合い、 生きるために必要としてる様が、
    おばあちゃんの孫である伊原美代子さんだからこその暖かい眼差しの写真から自然と伝わってきます。


    自分ちにも黒猫がいたけど、
    動物って本当に一途だし見返りを求めることなく
    ただただ愛してくれる。

    仕事やプライベートが上手くいかなくて
    どんなにイライラしていても
    うちのデブにゃんが頭すりよせてくると自然に笑顔になれるから不思議です(笑)


    幸福が現実となるのは
    それを誰かと分かち合った時で、

    幸せになるためにどう生きようかを考えるんじゃなくて、

    自分のしたいように、
    生きたいように生きることこそが
    『幸せ』に繋がってゆくんですよね。

    心を結ぶ絆には、国境も、肌の色も、言葉の違いも、年齢も性別だって関係ない。

    それは人間でも動物であっても同じ。

    お互いを理解しあえる
    たったひとつの命と巡り会えたことに、

    今日も感謝。


    「お日様の下を生きる事ができれば、すべてが好日。
    今日もいい日だね、ふくまる」

  • 猫の写真集 と検索するとでてきた写真集。
    眼の色がちがう「ふくまる」には、多少驚きましたが、言葉の壁を乗り越えた「みさおおばあちゃん」と「ふくまる」の和やかな写真が癒されるというか、考えさせられる。
    初の猫写真集だったが、これはよかった!!


    内容紹介
    ===========
    いつも一緒のおばあちゃんと猫
    日々、畑仕事に精を出すみさおおばあちゃんと、猫のふくまるの日常を写し取った写真集。

    季節ごとに色彩を変える、表情豊かな風景のなか、
    一人と一匹が、寄り添い、見つめ合いながら暮らしています。
    ===========

    「お日様の下を生きる事ができれば、すべてが好日。
    今日もいい日だね、ふくまる」


    12年前、著者の伊原美代子さんは、みさおおばあちゃんを撮影しはじめました。
    おばあちゃんの生きた証を残したい、という思いだったそうです。
    そんなある日、家の納屋で、おばあちゃんは一匹の子猫と出会いました。

    「ふくまる」という名前には「福の神様が来て、すべてが丸く治まるように」という
    おばあちゃんの願いが込められています。
    87歳になった今も、毎日畑へでかけるおばあちゃん。
    そして、それにお伴するふくまる。
    青々とした田んぼ、咲き誇る花々、丸々と実る果実……。
    色鮮やかに、豊かな表情をみせる風景のなか暮らす、一人と一匹の姿が写真で綴られていきます。
    気づけばおばあちゃんとふくまるが出会って8年。
    すっかり耳の遠くなってしまったおばあちゃんと生まれつき耳が不自由なふくまるは、
    いつも見つめ合い、お互いを感じ合っています。

    青い空に白い雲がプカプカと浮かぶ頃、
    おばあちゃんとふくまるは今日も畑へ出かけます。

    日常の尊さ、美しさ、かけがえのなさが詰まった一冊です。

  • ペットを扱った写真集はえてして飼い主の自己満足が全面に出たものが多いのですが、この本は癒されました♡
    みさおおばあちゃんとオッドアイ(左右の瞳の色が違うネコちゃん)のふくまるの素朴な日常でまとめられています。
    里山の自然の中で、静かに仲良く力強く支えあっている姿を見ると、自然にホホがゆるんでしまいます。
    みさおおばあちゃんもふくまるも一緒に長生きできますように・・。

    今後、写真家の伊原美代子さんにも注目してみようっと♪

  • ネコ飼いの友人M子がこの写真集を買った時に、これを撮った伊原美代子さんのHPを教えてくれた。そこでいくつかの写真は見られるので当初はそれでいいやと思っていたのだけれど、やはりどうしても手元に置きたくなって買った。

    M子は「畑で泥だらけになっているふくまるを見て、自分のネコもこんな風に遊ばせてやったら喜ぶかな、でもどこかへ遊びに行ってしまったら、心配で心配で居ても立ってもいられないに違いない(だからダメ)」といつも通りの過保護ぶりを発揮していた。

    とても美しいオッドアイのふくまるは、猫なんだけど、私には時折ふと人間のようにも見える。いや、この一人と一匹がお互いに慈しみ合う感じは、人間同士ではないからこそのものなのか。私は動物を飼ったことがないので、わからない。

    そして私はみさおさんに自分の祖母の面影を見ている。曲がった腰や節くれだった手、しわしわの笑顔、そして田舎の景色も農作業の様子も、ただただ懐かしい。

  • すっかり耳の遠くなってしまった みさおおばあちゃんと
    生まれつき耳が不自由なネコの ふくまる
    この2人の日常の写真集。

    2人の強い絆が伝わる
    心温まる写真ばかりで
    最初から最後まで
    なぜか 涙・涙で鑑賞しました。
    ものすごくいい!!

  • もう、言葉などいりません。お耳の遠いばあちゃんと、きこえないふくまるとの、おひさまのもと、日々繰り広げられる日常。これに勝るものは無いでしょう(^^)

  • ふくまるってオッドアイだったんだ。ゆったりとした日常がいいのだ。

  • こんなにすてきな表情を収められるカメラマンさんを尊敬する。
    何気ないようで、ものすごく構図が綺麗で、かつおばあちゃんと猫の関係性がしっかり出ていて、余すところなく良い。

  • ブクログで見つけた写真集。

    おばあちゃんのみさおさんと猫のふくまるの毎日。

    みさおさんは畑を作っていて、ふくまるは畑にもついて行く。苗を植える邪魔をしたり、収穫した大根の上に座ったり。
    テレビの上の特等席で、熟睡するふくまる。お花作りの大好きなおばあちゃんと、花畑で気持ちよさそうなふくまる。

    猫ってこんなにも人に寄り添う生き物なのかしら。子猫の時、納屋で一人ぼっちだったふくまるを見つけてくれたおばあちゃんが大好きなんだねえ。

    幸せそうなみさおさんとふくまるにすごく和む写真集。

  • ばっちゃと猫ってだけでもう弱った弱った、更にこれほどかってぐらいに仲良しなふたりの写真集。もう見てるだけでこっちがにこにこ幸せ気分になってしまいます。

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みさおとふくまるの作品紹介

八年前、みさおおばあちゃんは一匹の猫と出会いました。おばあちゃんは、「福の神様が来て、全てが丸く治まるように」と願いを込めて「ふくまる」と名付けました。「お日様の下を生きる事ができれば、すべてが好日」。おばあちゃんと、ふくまるは今日も畑へ出かけます。

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