山伏と僕

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著者 : 坂本大三郎
  • リトル・モア (2012年4月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898153376

山伏と僕の感想・レビュー・書評

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  • 山伏って大峰山系にいったときに
    みかけたことがあります。

    みんな 独特の衣装で お酒ものんで

    どういうものなのか不思議におもっていました。

    アニミズムと精神修養が一体となった

    ものなのですね。 自然を場とする古くからの修行を
    受け継ぐものなんだということがわかりました。


    ちょっと山伏にもなってみたい気がしました。

    若いころは気が向くと山を歩いていたものです。

  • イラストレーターの著者が山伏の世界へ足を踏み入れる。

    「岩が生きている。人間の身体のようでもありました。僕はその感触に心当たりがありました。それは女性器に触れた感触と同じだったのです。湧き出る温泉があたたかい愛液のようにヌルヌルと僕の指の間を通り抜けていきました。岩は人間と同じだ。人間は岩と同じだ。そう思うと僕は自然の中に吸い込まれていくように感じました」

    「ありのままの世界と向かい合い生と死の混在する領域に分け入る事で自らのうちに(豊かさ)を取りこみ人間の本性を躍動させること。それが信仰であり、芸術であり、芸能なのではないでしょうか。そして、それを実践したのが原初の山伏なのでしょう…」

    挿絵の版画は、山伏の世界観が溢れていてステキだ。
    法螺の作り方も載っているのでぜひ作ってみては。

  • ふんわりとしたエッセイでさらっと読めるように書いてある。ゴリゴリの葛藤や理論が読みたかった。

  • 大峰奥駈道や金剛山や高野山やで、近畿の山(いや日本中どこでもかな)を登っていると何かと縁のある山伏さん。
    この本はその山伏さんについて随分と分かりやすく書かれていると聞いて読んでみた。実際読みやすくて分かりやすくはあるんだけど、なんだか掘り下げ方が浅すぎじゃないかな?

    あらましの背景、日々の衣食住などは分かりやすく書かれているのだけど、そっから先修行のあれやこれやや、作者の修験道についての考え方なんかが、中学生の作文レベルに「つらかったしんどかった」「土着信仰をもっと掘り下げてみたいのです」レベルでは、どこぞのブログ読んでるのと大差ないような気が…

    いっそ感想部分を省略してみても良かったんじゃないかな?

    それとこれは本の感想から逸脱するので評価外の感想だけど、アマゾンの書評に☆1つがあったので読んでみたら…、世俗を超越して行の道を進む方々が随分とまた世俗的なことをおっしゃっているなぁと思いました。

  • まさに未知の世界。かなり主観的な表現満載なので、多少読んでて迷子にはなるが、だからこその奥深さ「こら体感しないとわかんねんだな」という逆説の説得力があり、山伏という世界の奥深さに心惹かれた。多少、難解な部分が多いが、興味のある方にはぜひオススメ。

  • 法螺をいつか吹いてみたい。

  • 面白い。行きたくなる。

  • 俗世を離れたい。と常々思っているあたしが見つけた本。

    山伏。

    狂言では滑稽な存在である山伏。

    でも、山伏って俗世を捨てることとは違うんだなってわかりました。

    装丁もかわいらしいし、作者がイラストレーターさんってこともあり、中身もかわいらしく読みやすい。

    素敵な一冊

  • 読了

  • ある日思い立って山伏になることにした著者の山伏修行体験記です。

    白装束を纏って山中を歩き、ホラ貝の合図で支度をして、瀧打ちや般若心経の唱えすぎでナチュラルハイになったりします。

    ところどころにある自然をあらわすのに、抽象的な、主観に凝った描写も見受けられますが、そもそも自然を書き記すための的確な言葉などないのかも知れません。

    羽黒の深い森のなかを分け入るシーンが印象的で、そのほか、著者の実体験による心の動きが、飾らない文章で書かれています。
    ハウツー本ではありませんので、山伏になりたい人は直接お山へどうぞ。

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山伏と僕の作品紹介

「迷っていたら、山が、教えてくれた。」
山に登り、滝に打たれ、ホラ貝を吹く ―― 自然の美しさにウットリする日本人の心を、平安時代の昔から、ずっと大切にしてきた山伏。
山伏=自然の人の世界へ、30歳のとき偶然にも足を踏み入れ、山から多くの生きるヒントを得てきた、著者 坂本大三が山伏の姿から、現代人の「生き方」を模索する一冊。

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