□ しかく

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著者 : 阿部和重
  • リトル・モア (2013年5月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898153642

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□ しかくの感想・レビュー・書評

  • とっとと読み終えたくて超スピードで読んだった。途中で投げたってよかったんだけど、意味不明の「負けるもんか」的気合で読み切った。無機質でグロテスクな描写を、カシャカシャ自動的なまばたきごとにシーンが移り変わる速度で。さて、これから記憶の削除をおこなおう。しかし、薄々気づいてはいたのだが、ここまで厭らしい作家だったとは恐れ入るぜ。自力で特権的地位を築いてきたのだから、やりたいことやったらいい。まだまだ追える。

  • 書き出しから読む気が失せてぱらぱらめくってすぐ閉じた。

  • 角貝ササミを蘇させるため、体のパーツを集めていく。
    よく分からん小説。

  • 阿部氏初のサスペンスということだが、具合の悪い町田康みたいでスカッとしない。

  • 結婚したら丸くなっちゃった。ピストルはどこに行った~

  • う~ん。こういうの好きな人にはたまらなく面白いかも?ぐいぐい読ませるところと無駄がなく、飛ばせるだけ飛ばしてるところがすごいと思う。怖いもの見たさ的にページをめくってたような気もする。

  • 阿部和重初のホラーサスペンス、とのことです。いまでも新作が出れば必ず読んでいる、数少ない作家の新著であり、とりあえず買って読みました。

    わたし個人の感想としては、過去のどの小説作品よりもピンと来ない一冊でした。確かに文章はこれまでの阿部和重に似ているのですが、どことなく散漫な印象です。ホラーとしてはいまいち切迫感がなく、サスペンスとしてはそもそもページ数が少ない上に世界観が掴みにくく、入り込めない。世界や人物のディテールも従来作品と比べると描き切れていないように感じます。

    新しい方向性を模索しているのかもしれない、とも思いましたが、あまりこの方向では行ってほしくないのが正直なところです。個人的には信頼している作家なのですが、今回は「とうとうハズレが出たか」という感想になってしまいました。

  • わけがわからないのに星4つつけてしまう。

  • 中学生の妄想ノートかよ!


    それか、劣化中原昌也か…。
    書店で配布されてたインタビューによると、今回は敢えて普段と違い、「予め何も考えずに書く」、という手法をとったようですが、うーむ、裏目にしか出てない気がする。
    阿部和重の小説ってのは、じわじわじりじり頭のおかしな人が徐々に歯車を歪ませていって、最後にぼかーん!と爆発するのがだいたいな訳ですが、やっぱりそれはそこまでの積み重ねが無いとあの一種の爽快感は味わえないんだと思うんです。
    加えてなぜか文体も妙に普通で、内容はまあ意味分かんないんですけどやっぱりちょっと病んだ中学生が授業中に思いついたみたいなのが積み重なってるだけな気が…。
    作者の方法論の見直し、ステップアップとしてこの挑戦が必要なんだろうなというのは分かるのですが、その実験作を読まされても、なあ。

    クエーサーもちょっと微妙だったしなあ。まあ『ピストルズ』はまだ読んでないし、今月短編集も出るし、読むけれどね。

  • 説明が少なくて丁寧じゃない。
    だから「えっと、どういうこと?」のラッシュだった。
    読みすすめるのが辛かった。
    この作家の著作は初めてだけど、他のは読みたくないとさえ思った。

  • 久しぶりの阿部作品。正直、よくわからなかったのが、自分の実力か。

  • 著者初のホラーサスペンス、とのことだったが、阿部和重なのでやはり普通のホラーサスペンスではない。ファンタジーでありSFでありバイオレンスでありコメディであり、何より実験的でメタである。
    でもやはり僕は、この人のもっと長い長編作品が好きなのだろう。
    個人的にはそこまで面白くはなかったが、こういった作品が書かれることが、いずれ出る神町サーガ最終章に繋がると期待したい。

  • 何でこの本読んでしまったんだろ?

  • 描写が清潔ですっきりしているのでスルーしてしまいがちだけど、かなりえげつないしおどろおどろしい。しかし、白い花の形の奥歯とか集めるバーツは美しいと言ってもいい、とても不思議なワールドだ!そしてこの物語のおちはどこなんだという疑問が残る。

  • 作品世界と実世界を繋がっているかのように書く著者にしては珍しく完全にぶっとんだ世界のお話で、現実の世界と違うルールで動く世界だから作品世界を理解するのにちょっと時間がかかる。
    まぁ、フィクションらしいフィクションと言えるのかもしれないけど。

    サクッと読むには良いけど、個人的には「ピストルズ」とかの練り込まれた長編の方が好きだな。

  • 難解…。
    私には合わなかったです。

  • この著者の作品は続きものとして読んでしまうなあ。

  • 前作「クエーサーと13番目の柱」で大きな失望感を味わったが、
    そういやこの人「映画」出身の人だった。忘れてたけど。
    阿部さんのおっしゃるフィクションとしてのリアリズム、
    楽しめたような気がします。
    新しい試みに取り組まれた現場に立ち会えたのかも。

  • ピストルズから、阿部さんのファン。
    その阿部さん初のホラーということ。
    怖い話は嫌いなんだけれど、阿部さんのだから、購入。
    面白かった。
    怖いけれど、気持ち悪いけれど、わけもわかんないけれど。
    時代は近未来っぽい。
    登場人物の名前がふしぎ。
    設定も不思議。

    でも、おもしろい。
    この本読んだ人に、ぜひ、感想聞きたくなるし、語り合いたくなる本。

  • 個人的には合わなかった。
    ちょっとグロイので、軽く読み終えてしまった。独特な世界観。

  • 不条理、不合理が全編くまなく行き渡り、謎のストーリーが展開する。 狂気全開で疾走する物語に振り落とされまいと、しがみついているうちに、一気にラスト。

  • 変わっていて面白かった。
    薄ら寒さがよく表現されていた。
    文章が巧みで、一気に読める。

  • ホラー。。。ですかこれ?なんだろう、世界観といい、人物像といい、なんともつかみどころがない、この妙な感じ。読みやすいのによくわからない、イタイ描写もグロい描写もあるのにさほど暗くもなく、どこかからりと明るい。とはいえ、プールいっぱいのトマトソース、のくだりではさすがにくらくらしましたが。。。

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突如もたらされた奇妙で厄介なミッション。巻き込まれた男は、恐怖の先にどんな風景を見るのか。視覚、死角、刺客、詞客、始覚、四角…あらゆる「しかく」が襲いかかる地獄の四面楚歌。4つの季節で描く、作家初のホラーサスペンス。

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