愛のようだ

著者 :
  • リトル・モア
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本棚登録 : 572
感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898154243

感想・レビュー・書評

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  • ハイチュウ食べながら 大好きな友達と
    懐メロ聞きながら ドライブしたくなる。

    私は主人公の年代よりちょっと下だけど
    やっぱり昭和生まれバンザイ。

    男子の集まりを覗き見した感じで
    楽しかったり。
    愛は切なかったり。
    些細な事が幸せだったり。

    ホンワリ読めた。
    優しい小説。

    民生聞こーかな

  • 深みというよりはあっさりした味わいの小説。ってなんかコーヒーみたい。小説の情景を思い浮かべると確かに思い浮かぶのだけれど、それに愛着が湧くわけではない、そういう小説。

  • 私も免許を取りたいと思い始めたところだったので、親近感を感じながら読んだ。
    車でかかったキリンジの曲が気になってYouTube で検索してみたり、自分が免許取ったら、サービスエリアでどんな感じで過ごすだろうと想像したりで、楽しく読んだ。
    最後のシーンがじんわりとよかった。

  • 全体もいいけど細部がすごくよかった。2016年の暫定ベスト1(まだ1冊目だけど、最後までランキング上位に残る。)。
    泣いた。明日も読みたい。買いたい。なんて言ったらいいかわからないくらいすごくおもしろかった。

  • 久しぶりに国内の小説をさらっと読んだ。
    車のなかで交わされる会話は、ありふれたものでありながら、その空間と人間関係、バックグラウンドミュージックが見事に描き出されてひとつの演出となっている。そこでの言葉は、一見するとすごく普通の言葉なのに、どこか名言めいたものに聞こえてくるから不思議だ。
    どこかでぜひ使ってみたい。

  • 長嶋有の恋愛小説。
    胸がギュッギュッと押しつぶされそうだった。
    優しくて、暖かい。

  • ーーー若いと、ちゃんと失恋できる。失恋して、傷つくことができる。ーーー

    ビョーキ小説でも
    お泣かせ小説でも
    あいつってばなんで俺の気持ちわかんないんだろっ小説でもない。
    そうならないけど、ちゃんと恋愛小説だった。
    最初から最後までしみじみ長嶋有らしい小説だった。

    キン肉マンGoFight!が、こんなにも名曲になるかね。
    YouTubeで検索してじわじわとお腹の奥が熱くなった。

  • どこで泣けるねん?と思いながら読んでいたが、最後、レシートがいっぱい出てきたところで泣いた。音楽よりもレシート。あざとい部分もあるけれど、それらはすっかり脇へ追いやられた。純粋な、レシートの束にやられた。

  • もう手遅れだって、思い切り気付かされたの?

  • 2019/11/29購入
    2019/12/8読了

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著者プロフィール

小説家、俳人。「猛スピードで母は」で芥川賞(文春文庫)、『夕子ちゃんの近道』(講談社文庫)で大江健三郎賞、『三の隣は五号室』(中央公論新社)で谷崎潤一郎賞を受賞。近作に『ルーティーンズ』(講談社)。句集に『新装版・ 春のお辞儀』(書肆侃侃房)。その他の著作に『俳句は入門できる』(朝日新書)、『フキンシンちゃん』(エデンコミックス)など。
自選一句「素麺や磔のウルトラセブン」

「2021年 『東京マッハ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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