- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898154496
作品紹介・あらすじ
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いつも いっしょだよ。
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あそぶときも おふろにはいるときも ねむるときも。
でも ちかごろ かなこは いそがしそう……。
《おんなのこ の成長を見守る ねこ のほんとうの気持ち。》
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わたしは、にんげんとくらすねこ。
ある日、家に赤ちゃんがやってきた。名前はかなこ。
わたしとかなこは、何をするときもいっしょ。
しかし、かなこが成長するにつれ、
外の世界に出かけるようになり……。
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白泉社MOE絵本グランプリ受賞の絵本作家による、
新たな名作、誕生!
素朴な線描とカラフルな世界で描かれるのは、
人間と暮らす猫と、その家に産まれた女の子の関係。
月日が流れても、変わらずにあり続けるもの。
猫と女の子の結びつきに、心がじんとあたたまる珠玉の一冊。
猫のあんな仕草やポーズは、猫好き共感間違いなしです!
子どもにも大人にも、贈り物にもオススメです。
感想・レビュー・書評
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ねこの絵本ですね。
ねこの『わたし』のところに、あかちゃんがやってくる。
あかちゃんの成長をみまもる『わたし』のお話です。
挿絵も著者の松田さんが手がけています。
とてもソフトで、明るいタッチの絵が色彩も豊かで楽しいですね。
「あかちゃん」は「かなこ」と名前がありますが、ねこの『わたし』は名前がありません。
ねこの目線で、人間の成長をみつめた、絵物語で、絵だけで表現して想像力を掻き立てられるが面白く、読み聞かせのバラエティーがでるのではないでしょうか。
ねこの表情がとてもよく出ていて、ネコ好きには魅力的でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たのしかった
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絵がなんともいえない脱力感。
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かなこちゃんがちょっかいをかけてねこに怒られてるところや後についていくところとか、1歳10ヶ月の息子そのままだったw
家の猫も息子がねんねの時期はよく匂いを嗅ぎにきてたっけ。こんなこと思ってたのかなぁ。
途中絵だけになったら、成長したかなこちゃんとねこの距離がグッと遠ざかったようで寂しい終わりを予感してしょんぼりしてしまった。人と猫では流れる時間も暮らしも違う。でも絆は変わらないし終わらないんだ、ふたりはずっと…。最後のページで心にポッと明かりが灯る。 -
ぼんわりとした絵がかわいい1冊。ストーリーは子供より大人向けかな?
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猫のもとに人間の赤ちゃん、かなこがやってきた。
猫からみら新しい家族。
かなこは猫にとっては妹。
かなこが赤ちゃんから大人になるまで。
猫はもうおばあさんだろうなあて…。