出身地を知らなければ、中国人は分らない

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  • ワック
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898316849

作品紹介・あらすじ

中国は一つという大きな勘違い!いまの中国で政治を牛耳るのは上海閥。軍を支配する山東閥。商業は広東省全域。「愛国虚言」を弄するのは北京閥。えげつないビジネスマンが温州人。「中国人の地域別の性格・気質地図」を知らなければ、本当の中国は見えてこない!

感想・レビュー・書評

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  • 著者の宮崎氏が、中華人民共和国と台湾をくまなく現地視察して書き上げた、地方色豊かな中国各地のお国事情と地方ごとに異なる中国人気質を紹介した本。

    一般的に北京人・上海人・広東人・福建人ぐらいは、言葉含め、それぞれの特徴がよく知られているが、北は東北地方から南は広西チワン族自治区まで、そして海外の華僑事情まで網羅するという中国人なら、漏れなく紹介したという印象。

    中国の言語が地方ごとに通じないのは有名だが、それぞれの地方の人の性格までこれだけ詳細に説明した本はなかなかない。

    現代中国関連に興味ある人、ビジネスが関わる人には大変参考になる本だと思う。

  • 筆者の主観が強くなった気がする。前の版の方がよかった。

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著者プロフィール

一九四六年生まれ。東京工業大学理工学部卒業。新潟大学名誉教授(情報工学)・工学博士。現在、新潟大学発ベンチャーとして創業した株式会社ラングテックの代表取締役社長として、コンピュータによる文の意味理解の研究、高品質な日英翻訳ソフトや使いやすい英語学習支援ツールの研究開発など自然言語処理の基礎研究から応用研究に至る幅広い活動に取り組んでいる。著書に『日本語語彙大系』(共著、岩波書店)、『言語過程説の探求 第三巻 自然言語処理への展開』(共著、明石書店)など。

「2023年 『言語本質論と個別言語分析』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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