誰も見たことのない琉球: 〈琉球の歴史〉ビジュアル読本

著者 : 上里隆史

• ボーダーインク (2008年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

最新歴史ビジュアル　図解・イラストで描く これが、リアル古琉球だ！
『目からウロコの琉球・沖縄史』の著者が、知られざる琉球の姿を最新のもとに、面白く、わかりやすく解説しました。 本書は、【琉球の最新歴史ビジュアル】ということで、今からおよそ４００年～７００年前の沖縄、「古琉球」という時代（日本では室町時代に相当）を図解・イラスト化するものです。「こんなの琉球じゃない！」「イラストはフィクションじゃないの？」と思う方もいることと思います。確かに私たちが知っている琉球の歴史イメージとは、はるかかけ離れた姿です。でもこれらのイラスト・図解は、近年の研究や資料をなるべく忠実に再現した結果描かれた「リアル」な姿なのです。

感想・レビュー・書評

[ゆみさんの感想 · 2023年9月19日]

絵があって分かりやすい

[University of the Ryukyus Libraryさんの感想 · 2020年11月2日]

https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA8630521X

[ちゃいこvさんの感想 · 2012年3月3日]

歴史監修などで、ご活躍されている
上里先生の著書です。

ドラマ化される前にテンペストを読んで
歴史的な疑問を調べるために
先生のブログを読ませていただいていました。

この本では、イラストも担当されています。
たいへん驚きました。
手作り感のある本です。

裏表紙は、何だろう？
次の本に答えがあるのかな？

[yuusou21さんの感想 · 2011年6月6日]

「ビジュアル読本」なので、絵・図がたっぷり挿入されていて、わかりやすい。また、これまで考えられてきた「古琉球」と研究されてわかってきた実際の姿の違いもおもしろいです。例えば、豚肉文化ではなく、牛肉が食べられていた、など。

「古琉球」の歴史や文化を知りたいと思ったらぜひ！

[黒通さんの感想 · 2009年11月7日]

更にわかりやすい！
古琉球史解説本。


「目からウロコの」の第2弾。イラストの掲載率がぐんと上がり、更に分かりやすく面白く仕上がっています。著者が意図した通り、沖縄の史跡めぐりガイドブックにも最適でしょう。自分が沖縄に行く時は、絶対これ持って行きます(笑)


要点はきちんと抑えて。
その枠の中で興味深い所を的確に、説得力を持ってズバリと伝えてくるあたり、研究者の卵らしいです。

著者プロフィール

琉球歴史研究家。浦添市立図書館長を経て、内閣府地域活性化伝道師。NHKドラマ「テンペスト」時代考証や、NHK「ブラタモリ」案内人などメディアでも活躍。著書に『知れば知るほどおもしろい琉球王朝』等。

「2022年 『マンガ　沖縄・琉球の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」