- Amazon.co.jp ・本 (89ページ)
- / ISBN・EAN: 9784899980698
感想・レビュー・書評
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前作『自殺うさぎの本』と要領は全く同じ。
無表情のうさぎさん達がやたらめったらにあらゆる手段・方法で自殺を試み続けるだけの画集。
前作のブクログユーザーさん達のレビューを読んで気付かされたが、「死」をこれでもかと軽んじて無感情に描く事で、自殺するのが馬鹿馬鹿しくなるというプラスの効果がもたらされるとは。
ただナンセンスなだけではない本。
ネタ的には映画ネタが増えたような?
前作よりも初見ではどういう事かわからない絵が増えたので続きの展開を想像する頭の体操にもなるかも。
17刷
2022.1.10詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おそらく(死ぬ事)以外、何も考えていない彼らの
(~へ至る瞬間)を見続けていると、
思わず「痛たた・・・」なんて、声は出てしまうけど。
不思議な事に
暗さや恐怖や苦痛を微塵も感じない。
目的の為に、
一生懸命がんばる人(うさぎ)達には、
ついエールを送ってしまいたくなるヒトの性、故?
更にシュールさ、物語性を増した「またまた…」
うさぎ達、この後一体どこへ向かう…? -
前作よりさらに迂遠。そっちか!とか、なにもそこまで!とか、もはや何がしたいのかわからない無表情な情熱が素敵。
ほんの少ーしだけうさぎ同士の交流が窺えるのが前作との違いか。 -
自殺うさぎシリーズの第2作目。前回以上に自殺の方法がパワーアップしている。それがまた面倒くさくてシュールすぎる。
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一作目より死に方が難しい。
かわいいくせに、よくこんなに思いつくもんだ、と。
なんでこんなにアクロバティックに死にたいのか、と。
相変わらずの、ブラックユーモアです。 -
仕掛けが複雑すぎてすごい
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2012年読了