日々の100

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著者 : 松浦弥太郎
  • 青山出版社 (2009年3月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784899980988

日々の100の感想・レビュー・書評

  • こだわりや蘊蓄を知るのは楽しい。ソニア本より文章が読みやすいのもいい感じ。

  • 短いながらも、人柄がにじみ出ている文章がいい。
    私の中では珍しく、飽きずに読了。
    良質な物を大切に長く使えるようになりたい、と思わせてくれた。

  • この人の好きなものには「白いもの」がとても多い。白いシャツ、白いハンカチ、白い風呂敷…本文中では色に触れていないが、たぶんトランクスも白だ。
    白いものを身の回りにおくのには、その白さを保つためのそれなりの覚悟と集中力がいる。筆者のものへの潔い姿勢を真似るほどの覚悟は持てないけれど、好きなものを長く、大切に使い続けることがどれほど生活を豊かにしてくれるかをこの本は教えてくれる。
    思い切って白いシャツを着て、山葡萄の籠を提げて街に出かけて見たくなった。

  • ものを通して人はみえる。素敵な人は素敵なものを持っていて、大事にしている。ということを確信させてくれた本。トゲトゲした気持ちをホッと落ち着かせてくれる。

  • 本書は、著者・松浦弥太郎さんが、日常生活の中で愛用しているモノを100選んで、そのモノとのつきあい方や出合い、想いや記憶を、自由に綴ったエッセイ。

    エッセイといえば、本書の71番目のモノ「岩本素白の随筆」の項で、エッセイと随筆の違いが書かれていたとあった。
    随筆とは、本当にあった出来事の見聞や感想を自由に描いたもの。エッセイとは、出来事の描写ではなく、書き手のパーソナルな心の様子を描いたもの、告白的なものであるということだ。
    すると、本書はエッセイでよいと思う。

    さて、それでは最も興味を惹かれた1品はというと、実は、紹介された100のモノのどれよりも、最後の1ページに書かれていた、「僕のこと」という著者の半生が一番心に残ったのだ。
    イメージとはずいぶんと違っていて、青春ドラマのダイジェストを見る思いがしたから。大変だったんだろうけど楽しそうで、なぜかとても心が浮き立った。

    著者・松浦弥太郎さんは、2006年に、雑誌『暮らしの手帖』の編集長に就任。現在、書店主をはじめ、様々な雑誌への寄稿、著書出版、編集業、写真展開催など、広く活躍されているそうだ。

    とはいえ、もちろん100のモノたちもとても魅力的。著者の生き方の基本や方向性のようなものが窺えるモノばかり。そのあたりのことは、24番目の「『暮らしの手帖』と生活系雑誌」の項を読むとよくわかる。
    美しい暮らしとは? 豊かさとは? の考察。
    新しいモノ、新しい情報、新しい雰囲気を、今すぐ暮らしの中に取り入れることが豊かさではない。豊かさとは、目に見えるモノや、あるもの、出来事、そういったもの自体に求めるものではなく、それら現実の後に潜む、物語であったり、心持ち、知恵などに見出せるのではないだろうか。

    そんなところに感心しながら読んでいたら、ここで紹介されたモノを見る目が変わってきたように思えた。少なくとも、『暮らしの手帖』編集長と同じものだとか、有名人の愛用品だとかといったミーハー的興味だけでモノ選びをするのは、真の豊かさではないし、美しくもないと思った。

  • ああ、人ってこういう生活に憧れるんだろうなあと思った。モノで飽和状態な現代のこの国で、自分の気に入ったモノだけをを丹精込めて使う生活は、どれほど豊かに感じられることだろう。

    100あるモノのひとつひとつに物語があって、出会いがあった。わたしは、自分の大切なものを100も選ぶことは到底できない。立場も経済状況も性別も年齢もまったく違うけれど、これから1つずつゆっくりでいいから、著者が慈しみながら語ったような、自分にとっての日々の100を見つけていきたい。

  • 本屋で立ち読みして最近はまっている松浦弥太郎の本
    エッセーも好きだけれどお気に入りの紹介をしているもののほうが自分は好き

  • いろいろと参考になることばかりだった。
    やっぱり、こういうこだわりを持って生活している男性ってかっこいいと思った。
    歳を重ねるごとに、自分の好きなものだけに囲まれていきながら生活をしていきたい。
    この本の続編もあるみたいだから読んでみたい。

  • 読んでいても「ピン」とこないことや、「へー」としか言えないことが半分ちょっと。
    でも時々、25の私にも「ピン」と来ることや、スケジュール帳に書き残したくなる言葉に出会える。

    朝出かける前に1ページ。
    昼休みに1ページ。
    夜に10ページ。
    そんな感じでゆっくりと読み進めて、終わってしまうのが少し寂しく感じるほど、癒されるというか、一人になれる本でした。

    「こだわり」って、すばらしい。

  • センス、いいよなぁ。ボタンダウンはブルックスブラザーズ、とか、ファッションのお手本はタンタン、とか、ちょいちょい、僕と同じ部分があって、ニヤッとしたりしながら、読んでいた。(13/5/2)

  • 毎日、肩の力を抜いてリラックスしながら少しずつ少しずつ、大切なお気に入りについて書きためた感じが、優しく伝わってくる。

  • 愛着、ひいては愛し愛されてるもののエピソードばかりを読んでいると、心が洗われる。

  • 意識した毎日を送る人の、見事なまでに簡潔に纏められた文集。モノへのこだわりがない自分とは逆さな生き方だか、魅力溢れる。

  • ものそれ自体はどうでもいい。(どうでもいいことないけど。)その、ものについての文章がいい。

  • 100のモノにまつわるエピソード。そのほとんどが、著者がモノを通してかかわり合った人との思い出。物という無機質な物体をヒトが温かいモノに変えてくれていると感じた

  • モノの蘊蓄本。
    世代が近いせいか、好みに通じるところがあり、どれも素敵だと思わされる。40を過ぎると人は…というくだりが散見され、そうだよな、とひとりごつ。

  • 「どんな関係にも、かならずどこかに美しさが見つかる」と、弥太郎さんは言っている。それは人との関係だけではなく、「もの」にもいえること。この本では弥太郎さんが旅先で偶然に出会ったもの、こだわって何年も使い続けている道具など、100の「もの」に温かいスポットが当てられる。すべての写真は本人によって撮影され、新品ではなく使い古した本物が使われているので、ものたちの息づかいがこちらにまで伝わってくる。
    どんな「もの」を選び、それらとどんな友情をむすんできたか。そんなところにその人の人間がにじみでてくるんだなぁと感じた。
    自分だったらどんな「100」を選ぶかなと、あれこれ思いめぐらすのもまたたのし。

  • 人にとって、物とは何だろう。
    物を買う人はその物に込める想いやその物に出会った時にまつわる物語を身近に置いておきたいと思うのかもしれない。

    それはある種の記憶装置でありアルバムの様であると思った。

  • いせ辰のポチ袋の話を読んで、この人は本当におぼっちゃまなお金持ち然としてるなーと感じた。でも、「気持ちが付いている」のが伝わるから嫌味を感じない。と、同時にこんなにモノに対して一々思い入れをつけるって、相当辛い思いもしてきたのだなとも思った。モノを味方につけて何かから自分をプロテクトしているように見える。

  • 雑誌「暮らしの手帖」編集長である松浦さんのモノにまつわるエッセイ。
    洋服から食べ物や本にいたるまで、いろいろなモノが登場して、どれももちろん素敵なのだけれど、そのモノたちにかける松浦さんの愛情とか、モノを通して自分はどういう人でありたいか、というのが伝わってきます。
    選ぶのがしんどくなるぐらい、たくさんのモノに囲まれている時代に育ったけれども、もっとモノを慈しみたいなあ。

  • あんまり好きじゃなかった

  • モノが捨てられないのは、それが単なるモノではなく、そこに思いがあるから。
    これを読むと、自分の<日々の100>を書き出したくなる。

  • 綺麗でシンプル。
    美しく生きる、意識レベル。
    そんな感覚、憧れがうずきます。

  • ほしいもの結構あったなぁ。今度探してみよう!

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