明日があるなら 下巻

  • アカデミー出版
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本棚登録 : 320
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900430099

感想・レビュー・書評

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  • 今年1冊目がこれでよかった
    35年前の作品でありながら面白く
    物語は美女が捕まり絶望から復讐していく話、下巻からは彼女なりの幸せ(明日)を見つけていく感じ
    多くの作家さんを読んできた訳じゃないけどこの人以上に物語のスピードがある人がいないと改めて思ったしかもトップギアしかギアを知らない
    ハラハラドキドキが常にあって少し読んでは満足してしまってた
    ラストはいい意味の憎い終わり方w
    好きなフレーズ引用
    明日という日がトレイシーに訪れた瞬間であった

  • 前科のために職を失ったトレイシーは、その天才的な変装能力を買われ、泥棒稼業へと足を踏み入れていく……。

    復讐譚として完結してしまった上巻。抜け殻のようになったトレイシーは生活のために仕事を探すが、前科がついてしまっているためにまともな職につけなくなってしまう。そんな折、彼女の才能に目をつけたある人物からヤバい仕事を依頼されるが……。

    上巻の壮絶な復讐劇から一転。後半の下巻は華麗な女怪盗となって世界を股にかける展開に。ひと粒で2度美味しい小説だった!腐れ縁のように付きまとうジェフとの奇妙な関係、警察と協力して追ってくるダニエル・クーパーとの対決、次々と披露される盗みのトリックが読者を酔わせる。絶体絶命の危機にドキドキハラハラ。鮮やかな女怪盗としての姿は、序盤のウブなトレイシーからの成長に感動をおぼえさせる。ラストのオチもお見事。明日があるなら……希望を抱いて生きることの素晴らしさを信じさせてくれる会心の一書だ。

  • 内容
    名門の御曹司との結婚を間近に控え、幸福の絶頂にあったトレイシー・ホイットニーにかかってきた1本の電話。急いで帰郷した彼女を待ち受けていたのは、極悪人どもが仕組んだ非道極まる陥穽だった…。

  • トレイシー、八面六臂の大活躍、といったところですかね。
    めくってもめくっても同じような展開なので、いろんな意味で他のたくさんの本を読んで「わかっちゃった」身としては、やや退屈になってしまったところもありました。

    若い時に読んどいてよかった。
    中学生の時の私はハラハラドキドキしながら読んでたんだろうな。

  • 映画を観ているような感覚で読めて楽しい。怪盗ものにプラスラブストーリーもあるのが好き。ラストも良かったです。

  • 上巻とは打って変わって、トレイシーの天才詐欺師っぷりが凄い。美人の詐欺師(泥棒?)とか好きです。
    最初は生活に困って仕方なくだったんだけど、段々スリルが快感になっているようで、そろそろ止めないと捕まるぞ~と若干ヒヤヒヤした。
    トレイシーが行う大胆な詐欺は読んでいて面白かった。海外だと実際にこんな事件ありそうだ。

    全体的にハラハラドキドキと言う程ではなかったかな~。やや話が読めたので、まぁ、軽く読む分には良いと思った。

  • ニュースから蘇るおしゃれ怪盗淑女


     盗難にあっていたゴヤの絵画「チルドレン・ウィズ・ア・カート(子供たちと馬車)」が無事回収されたとのニュースを聞きました★
    「スペイン絵画 エル・グレコからピカソまで」展のため、2006年11月9日、オハイオ州のトレド美術館からマンハッタンのグッゲンハイム美術館へと輸送する段階で、何者かに盗まれた一件。絵が出てきたのは18日。FBIは詳細を明らかにしていません。
     こういう話を聞くと、「戻ってきた絵は本物?」と疑ってしまうのは、小説の読みすぎでしょうか……!?

     すりかえられた(かもしれない)ゴヤの絵、というところから連想したのが『明日があるなら』。
     幸せの絶頂にいたはずの女性が、一転して無実の濡れ衣を着せられ、復讐を胸にたくましく生まれ変わります。ところが、パワーアップしすぎて本物の泥棒になってしまうという筋立て!
     上巻では、誰もが見とれる美貌の主人公を、監獄でよってたかっていたぶるキワモノシーンが頻発しますのでご注意。下巻で大泥棒に転身してしまってからのほうが、まだ安心して読めるかも。

     血なまぐさい犯罪には手をそめず、宝石や絵画、美術品を盗み、豪華なホテルを転々とするトレイシーのライフスタイルはおしゃれそのもの☆
     難攻不落のプラド美術館からゴヤの絵を狙うまでに成長したトレイシーが、最初に刑務所へ送られた際着せられたのは、ルノアールの絵を盗んだかどだった。というラインを見直してみたら、アート系サスペンスだったんですね~★
     ただ、そういうイメージはなくなっていますよね? 文体に問題ありで、それだけ何とかならないかなというのが率直な感想でした。今にして思えば、ひどく安っぽい表現は、悪名高い超訳の仕業だったかな……?

     スリリングでエレガントな怪盗淑女クラブをイメージすると愉しい♪ 誰かを出し抜くことの喜びが、ピュアと言っていいほど爆発的に描かれていて痛快です。

  • 最後の最後まで、どうなるか判らなくてドキドキしました!
    本当にお勧めの作品です★

  • 暗い話かと思いきや生きる勇気を与えられました。

  • トレイシーがカッコよすぎる!

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