真夜中は別の顔 上巻

著者 : シドニィ・シェルダン 天馬龍行 紀泰隆

• アカデミー出版 (1992年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

怨念のクモの巣は張られた。何も知らず飛び込んで行くプレイボーイ。ロンドンからワシントン、更に南太平洋へと、男の転地を調査網が追う。紙一重の愛と憎しみに翻弄される2組の男女、うち生き残るのは誰か?愛で結ばれた運命の夫婦を操るのは誰か?米大陸からパリ、アテネに舞台を移して、壮絶な物語が展開する。'90年度文芸単行本。年間ベストセラー第1位。

感想・レビュー・書評

[一条浩司(ダギナ)さんの感想 · 2023年10月16日]

シドニィ・シェルダンの出世作。20世紀前半のアメリカ、4人の美男美女が繰り広げる愛憎劇。日本でドラマ化も。

「こんな面白い本に
あなたは一生のうちに
何度出会えるでしょう」

裏表紙にこんな言葉が書いてある本書。あながちハッタリでもないところがスゴイ。冒頭からクッソ面白くて一気にページ数が進む。シドニィ・シェルダンは何作か読んだことがあるが、その中でもさらに面白い部類に入るのでは。

ただ、あまりにも欲得の衝動にあふれた人物が多すぎるため、今ひとつ好きになれないというか。おまえは真面目だと思っていたのに……！という上巻終わり頃の展開に辟易。続きが気になり過ぎるので作劇的にはうまいと思うが（笑）。

[あゆさんの感想 · 2007年1月16日]

友達に薦められたのがキッカケ。最後までどんでん返しだったのが面白いところ。上・下巻とあったけれど、読みやすかった。2006.09

[takaeponさんの感想 · 2006年10月23日]

かなり面白い。
ジェットコースター的。

[AXXXAさんの感想 · 2006年9月18日]

日本でドラマ化もされた今作は、私がシドニィシェルダンにハマるきっかけとなった作品だった。
たくさんの登場人物ひとりひとりが個性を持っていて、複雑なストーリーを展開していく。

[shotさんの感想 · 2006年1月3日]

2人の女性の同時進行ストーリー。はまったキッカケの作品です。

[かえでさんの感想 · 2005年5月18日]

生まれ育った国も環境も全く異なる二人の女性の生い立ちから一人の男性に巡り合うまでのそれぞれの生き方が交互に書かれています。上巻は二人の人生紹介のようなものですが・・・すごく引っ張る小説ですね。

[無さんの感想 · 2024年4月17日]

シドニー・シェルダンってえらい流行りましたよね…

[大手前大学・大手前短期大学 メディアライブラリーCELLさんの感想 · 2020年3月21日]

＜閲覧スタッフより＞

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所在記号:933||ＳＨＳ||1
資料番号:20043585
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[大手前大学・大手前短期大学 伊丹図書館さんの感想 · 2020年1月31日]

＜閲覧スタッフより＞
英語版だけで1000万部を超える、大ベストセラーを誇ったシドニィ・シェルダンの一大傑作。大富豪のデミリス、世界的女優ノエル、プレイボーイのラリー、それぞれの思惑に巻き込まれていくキャサリン。複雑に絡み合う愛憎が、物語をノンストップで加速させていく様子は必見。
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所在記号:933||ＳＨＳ||1
資料番号:20043585
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[ありんこゆういちさんの感想 · 2019年7月9日]

内容
怨念のクモの巣は張られた。何も知らず飛び込んで行くプレイボーイ。ロンドンからワシントン、更に南太平洋へと、男の転地を調査網が追う。紙一重の愛と憎しみに翻弄される2組の男女、うち生き残るのは誰か?愛で結ばれた運命の夫婦を操るのは誰か?米大陸からパリ、アテネに舞台を移して、壮絶な物語が展開する

著者プロフィール

シドニィ・シェルダン（Sidney Sheldon）
1917年2月11日 - 2007年1月30日
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれ。父はドイツ系ユダヤ人、母はロシア系ユダヤ人。1937年からハリウッドで映画に関わった後、大戦中兵役に就く。終戦後、本格的に劇作家・脚本家の道へ。1947年に映画『独身者と女学生』でアカデミー脚本賞を受賞した。
1969年から小説を書き始める。『顔』でデビューし評価を受け、執筆を続けた。主な代表作としてテレビドラマ化された1982年『ゲームの達人』で、日本でも上下計700万部を突破するベストセラーとなった。ほか、映画化・ドラマ化された『真夜中は別の顔』。