- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784900550674
感想・レビュー・書評
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被害妄想も攻撃のうち。
器が大きいひとになりたい。
「今、目の前にある人間関係の問題は、実は過去の自分の中の問題(両親や兄弟姉妹などに対するうらみや罪悪感)が形を変えて現れたものに過ぎない。」ということです。だから、過去の自分の問題を思い出して、書き出し、その問題の解決方法をハイアー・マインド(高次の心)に委ねれば、自然に回答が得られるというものです。そして、今まで気が付かなかった自分の中の問題を意識化させてくれるのだから、困った人たちは実は自分を困らせるためではなく、自分を救いにやって来たのだ、という驚くべき逆説的な結論に至ります。
問題のある人が嫌いなのは、実は自分の中の嫌いな部分が投影されているからであり、逆にそういう人たちを愛することが出来るようになれば、自分自身を愛せるようになるそうです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
チャック・スペザーノ博士の本の良いところは、
ネガティブな感情の本質を見事に捉え、私たちに教えてくれるところにあると
思います。
たとえば、「怖れを直視することを避けるために、わたしたちは罪悪感を抱くことがある」といった風に。
平易な文章ですが、確かな深みがあります。 -
タイトルをそのまま鵜呑みにはするのは危険です。
ただ、巷に氾濫している『あなたを取り巻く人間関係は全て自分で引き寄せているものだ、あなたが同じ人間だ。』などといともわかったように言って周囲を苦しめる人たちに、読んでほしいと思います。『世の中は映し鏡だ』という言葉の本当の意味が書かれています。読んで損はありません。ただ、わかっただけでは解決しないため、次のワークに取り掛かろうと思います。ステップアップするための本です。 -
初めは、何で借りたかなぁ~って思ったけど、最後は面白かった。