- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784900656321
作品紹介・あらすじ
世界一おいしいかぼちゃスープを作るなかよし三人、ねことりすとあひる。ところがある朝、あひるが言った「ぼくがスープをかきまぜる」それからはじまるおおげんか。なかよし三人はどこへやら。ついにあひるは家出した。かぼちゃスープは、どうなるの?1999年ケイト・グリーナウェイ賞受賞。
感想・レビュー・書評
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世界一おいしいかぼちゃのスープを作る3匹
猫・りす・あひるはスープをつくるのも、食後に楽器であそぶのも
ふとんをつくるのも、役割分担しながらとてもなかよくくらしている。
ある日、あひるが・・・・
役割分担をめぐってけんかがはじまり
あひるが家出。
いろいろあって、仲直り。
仲直り後にスープをつくってめでたしめでたし。
と、おもいきや・・・・あひるがまた・・・。
あれれ、エンドレスだよ(笑)。
締めもお好みです。
絵の毛質感などリアル。
三匹の表情が豊かでかわいい(?)ので
あったかいものが飲みたくなる寒い季節にぜひ読んで欲しい一冊ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界一おいしいかぼちゃスープを作る、ねことりすとあひるの物語。
3匹のやり取りが面白く、言葉のリズムも楽しい。
やけにリアルな絵は可愛いんだか、気味悪いんだか判断に困るところではあるけど。
あひるはワガママで困った奴だけど、憎めない。何をやっても、最後にはなんだかんだであとの2匹も許しちゃうんだろうな。時には母のように、時には兄のように。
結局またあひるの一言で、エンドレスな展開になるのには思わずニヤリ。 -
題名「かぼちゃスープ」に惹かれて借りる。案の定、子供も見つけて「あ!かぼちゃスープの本だ〜」と。みんなが大好きなかぼちゃスープを作るにあたってはそれぞれの役割分担があるものの…。ドタバタ模様がなんとも楽しい。あ〜、かぼちゃスープが飲みたくなる。
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ねことリスとあひるの3匹はいつも仲良くかぼちゃスープを作り、
食後は演奏会。
みんなそれぞれの役割分担をして、喧嘩することなく仲良くしていたのに、
あひるが今日はぼくが作る!と言った途端に大げんか。
とても語感とリズム感の良い文章で、
歌うように読み進められる。
そして、絵がとっても可愛く表情豊かで臨場感たっぷり。
帰ってこないあひるを探し始めるねことリスのハラハラ感や悲壮感は人間みたいで、
家族や兄弟、友人関係で思い当たる節があるよーな…あるな。笑
最後のオチまで綺麗で、
思わず、あひる!とツッコんでしまった。笑 -
家きたなくなって、良かったのかな?
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おもしろかった。しおをいれるのは、すぐにおわっちゃうから、まぜるのをやってみたくなったんじゃないかな。
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旅行先のカフェにて。
あひるがちいこくてかわいいです。
お子さんとだったら、草木に紛れてる虫さんを探したりするのも楽しそうです。
なんでこのメンツ集まったん?笑
スープ作って演奏会する謎ルーティーン、かわいいです。
大人でも、それぞれの気持ちになって考えたら学びがありそうで良いですね。 -
いつも決まった手順があってもたまには違うこともやってみたくなるんだよなぁ。と思った絵本。