プロカウンセラーのコミュニケーションが上手になる技術: カウンセリングとコーチングを組み合わせれば、あなたの可能性が開けてくる (一発でわかるSUPERラーニング)
- あさ出版 (2001年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784900699861
感想・レビュー・書評
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具体的なアドバイス。振る舞い方法が書かれていて良書だと思う。
カウンセラーなら、どう振舞うのか?
客観的に書かれた振る舞い、考え方の記述が今後の参考になる。
・メールカウンセリングシステムというパソコンのエンジンが生まれた
・コミュニケーションは、人生「すごろく」を進める道具
・コミュニケーションの傾向
1.聴く力 ○
2.表現する力 ×
3.かかわる力 ×
・過去にその人がもっているコミュニケーションパターンで得を
してきたことが多い
・コミュニケーションには「ストローク」がある
投げる「ストローク」と受ける「ストローク」がある
・部下との問題解決
「私は今の君の状況はまずいと思っている。君の考えはどうだろう」
そのときに聴くいい訳をひとつひとつ感情的にならずに受け取ること
思いつく限りのいい訳をしたあとで、ゆっくりと
「それはたいへんだね。君が〜しないようにするために、どうすればいいだろう?」
自分のときは、〜だったとアドバイスすることはない
・部下から「すいません。次から気をつけます」「がんばります」と言われた場合
「何をどういうふうに変えていこうと思っているのか。具体的に聞かせてくれないかな」
「そうか。じゃぁ、一緒に考えよう。
私は今までも君ががんばってきたと考えている。
だから今ここでまた『がんばります』と言っても、問題は解決しないと思う。
君を責めているいるのではなく、何とかして君の問題を解決したいんだ。
だから君も、私と一緒にしっかり取り組んでほしい。
もう一度聞くが、君はどうすればこの遅刻が直るか、自分は何をすればいいか、
できる限り具体的に考えてくれないか?」
相手が泣きついてきても、感情的になっても
「なるほど、そうなんだね」とうなずきながら
「じゃぁ、どうすればいいと思うか」
という方向に話を持っていく
・しっかり聴く 「説教、価値観のおしつけはダメ」
↓
どうすればできるか 「結論」を急がない
↓
可能を開く会話 あなたが、とびきりバカなアイデアを出す!
・ヤマアラシのジレンマ
違いを認めた上うえで、近づきあう
・毎朝、自分に宣言し確認する
「どんな存在でありたいか」
「自分自身はどんな存在として生きるか」
仕事が終わったときには、その自分を心から認め、今日成し得たことを喜ぶこと
→おのずと、「あるべき自分の姿」に見合ったコミュニケーションや人間関係が生まれてくる
・未来から今をつくる
タイムマシーンにのって、未来の自分から今の自分に何をアドバイスするか考える
未来のイメージとなすべきことを紙に書く
・(自分)部下への依頼
「しっかりやってください」←「がんばってください」ではない。がんばるだけでは意味がないから。
経緯と感謝を伝えたうえで、結果は、「よくがんばった!」と承認する。
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06.1.22スタート1.27了
かなり参考になります。
カウンセリングとコーチングの融合。
図書館で借りた本だけど、読み終わってから買ってしまった。 -
コミュニケーションの3つの要素が聞く、かかわる、表現するであるとし、わかりやすく説明している。