安寿と厨子王 (京の絵本)

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著者 : 森忠明 梅原猛
制作 : 上田 正昭  堀 泰明 
  • 「京の絵本」刊行委員会 (1999年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900708501

安寿と厨子王 (京の絵本)の感想・レビュー・書評

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  • 都で単身赴任していた父が地方に左遷されて、残されていた家族が探しに行く途中、人に騙されて散々な目に合う話。厨子王が逃げのびて父母を助けてめでたしになってるけど、姉の安寿と乳母はそのための犠牲になっている。結局、跡取り息子さえ生き延びれば女の子なんてものの数に入らないのが昔の日本の家制度なのだ。

  • 森鴎外の「山椒大夫」として、有名なおはなし。河合隼雄氏なども時々この話を著作に持ちだす様に、この話にはなにか
    お話の原型的なものがあるようだ。中世末期に成立し、江戸初期に最盛期を迎えた説教節といわれる語り物のひとつという経歴からも、それはうかがえる。また、人さらいの話は昔から多くあったようで、謡曲に有名な「隅田川」「桜川」をはじめとしていろいろある。人さらいや拷問というと、子どもの世界とはかけ離れたおそろしい話のように思われる向きもあるかもしれないが、学校の行き帰りなどに、悪い人には気をつけなさい、などと説教をするより、こんな本でも読んであげたほうが、余程、わかりやすく、子どもも気をつけるに違いない。

  • ちいさい頃に聞いたお話を思い出したくて、つい注文してしまったのがこれ。このお話が、つらい。でも美しい。そしてこの本は絵がすごくきれい。他のシリーズも欲しくなっちゃう。次は赤いろうそくと人魚を狙い中。

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