太陽の王ラムセス 第5巻 アカシアの樹の下で

  • ネオテリック
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本棚登録 : 62
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900845435

作品紹介・あらすじ

ラムセスは、ヒッタイト国の皇女をエジプト王妃として迎え、両国間に真の和平を得ようとした。だが、水面下ではウルヒテシュプ率いるリビアの残党が、エジプトの平和を脅かす。最後の戦いに倒れ、ラムセスのもとを去る親しき友人たち…。そして、ラムセスの身体を生涯最後の敵、`老い'が蝕み始めた。『太陽の王ラムセス』堂々完結。

感想・レビュー・書評

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  • とても読み応えのある壮大な物語でした。
    ラムセス2世の周りの人たち、アーシャ、セタオー、アメニやセラマンナもそれぞれに魅力的で素敵でした。
    全5巻を読み終わり、クリスチャン・ジャックの他の本も読んでみたくなりました。

  • やっと読み終わりました。
    おかげで、エジプトの歴史が線で繋がりました。
    なんて壮大な国なんでしょう。
    もう一度このシリーズを読み返してから、エジプトを再訪したいです。

  • (2000.12.30読了)(2000.10.16購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    ラムセスは、ヒッタイト国の皇女をエジプト王妃として迎え、両国間に真の和平を得ようとした。だが、水面下ではウルヒテシュプ率いるリビアの残党が、エジプトの平和を脅かす。最後の戦いに倒れ、ラムセスのもとを去る親しき友人たち…。そして、ラムセスの身体を生涯最後の敵、‘老い’が蝕み始めた。『太陽の王ラムセス』堂々完結。

    ☆関連図書(既読)
    「太陽の王 ラムセス(1)」クリスチャン・ジャック著・鳥取絹子訳、青山出版社、1996.11.05
    「太陽の王 ラムセス(2)大神殿」クリスチャン・ジャック著・山田浩之訳、青山出版社、1997.01.25
    「太陽の王 ラムセス(3)カデシュの戦い」クリスチャン・ジャック著・山田浩之訳、青山出版社、1997.04.10
    「太陽の王 ラムセス(4)アブ・シンベルの王妃」クリスチャン・ジャック著・山田浩之訳、青山出版社、1997.06.10
    「ラムセスⅡ世」P.ファンデンベルク著・坂本明美訳、アリアドネ企画、1997.07.14

  • 太陽の王 ラムセス、完。
    エジプト旅行前に読みたかったけど、無理でした。で、行きの飛行機の中で読み終えました。あとちょっとだったし。
    今回の本では王妃は4人だったかな?でも、実際はもっと多かったんだよ。そんなに忠実に書けるか!ってことだよね。歴史書じゃないし。
    でも、エジプトのために尽くして、最後は安らかに眠りにつけた。この本のラストとしては、いい終わり方だった。
    周りの仲間達も、老いや策略の犠牲で死んでいったけど、大団円でした。
    エジプトには、ラムセスが建築した物が多く残っています。今も発掘が行われている物の中にはラムセスが関わった物も、また発掘されるかもしれません。
    エジプトに行く前に、この本はおすすめっと書いてあったのを見て読みだしましたが、正解でした。本も次の展開が気になり面白かったですし、エジプトのことも多少なりとも分かった気がして良かったです。

  • 1人の敵が居なくなったと思ったら、また新たな敵や問題が…といったラムセスの治世も後半に入って駆け足で展開します。
    主要人物が次々に亡くなる寂しさもあります。
    そしてファラオとしての役割を終えたラムセスのアカシアの樹の下での穏やかな最後に胸を打たれます。

  • エジプトの偉大なファラオ、ラムセス2世の伝記小説。ラムセスの書記官によって、ヒエログリフで書かれた伝記を元に、よくもこんなにも魅力的な小説に仕立てられるものだと感心する。3200年も前に生きた、ファラオのたくましくて、情熱的な生き様を、まるで現代のことのように感じられる小説だ。登場人物の中には、有名な第一王妃ネフェルタリ、イシス、ギリシャの詩人ホメロス、モーゼなど、様々な人物が登場し、恋愛あり、陰謀あり、とにかく飽きさせない。読み進んでいくうちに、ラムセスの虜になってしまい、あとは小説が終わらないで欲しいと願うようになったのを覚えている。
    皆さんも是非一度、ラムセスに魅せられてみてほしい。(K)

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