銭湯遺産

著者 :
  • 戎光祥出版
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本棚登録 : 76
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900901834

作品紹介・あらすじ

惜しまれつつ廃業した名銭湯、一度は訪れたい風情豊かな銭湯など厳選して紹介。

感想・レビュー・書評

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  •  銭湯といえば、やはり「千と千尋の神隠し」(笑)。そのモデルになった銭湯も載っている。自分も学生の代から数年間銭湯通いをした経験があり、なにやら懐かしい。「大衆文化」とは、気づいた時には無くなっているものかもしれない。
     本書はオールカラーの大判で、価格は5800円。図書館本。著者は元警察官の経歴を持つ。

  • 銭湯BOOKS | 【公式】東京銭湯/東京都浴場組合
    https://www.1010.or.jp/category/mag/sentobooks/

    『銭湯遺産』 町田忍著 | 京都精華大学情報館
    https://johokan.kyoto-seika.ac.jp/fromkyoto/fromkyoto-2318/

    銭湯遺産 歴史、城郭、神道など書籍の出版・販売|戎光祥出版株式会社
    https://www.ebisukosyo.co.jp/item/236/

  • ステキな銭湯本。
    たまには旅先で温泉ではなく銭湯もいかがですか?
    ただ惜しむらくは、半分くらいの銭湯が既に休業ということ。
    うちの近所の銭湯もどんどん休業していきます。
    時代の流れとはいえ、この本を見ると惜しむ気持ちが倍増します。

  • こんなに全国各地の銭湯が廃業になっていたのかと驚く。

    記録写真集のよう。
    銭湯は入浴者あってこそ。だから、人気のない銭湯写真は侘しく寂しげ。

    外出先で気軽に銭湯に行けるよう、銭湯セットを持ち歩こう。

  • 筆者が30年近くかけて日本全国津々浦々を訪ね、撮影・取材した銭湯の写真集。
    実家近くの銭湯 吉祥寺 鶴の湯もあってなんだか嬉しい気分に。
    沖縄の銭湯は本土と異なることを知った。
    外観は、台風に耐える堅固なコンクリート造りでビルのよう。
    内装も、飾り気がなく、殺風景と言おうか、機能的と言おうか。
    日本人の美意識、人生観を包括する庶民文化の華、銭湯。カコーン…。

  • 銭湯好きにはたまらない一冊。味のある写真集。銭湯は日本の大切な生活文化の1つだと、再認識できる。この味は、昭和レトロ化が進むスーパー銭湯でも、再現できない。番台のご主人やお上さんとのコミュニケーション、まちの人たちとの会話。体感しやすい日本文化の1つだが、その歴史や文化などうんちくが聞ける機会があまりない。銭湯を日本の生活文化の1つとして再認識するところからスタートしなければならない。

  • どの銭湯も味があって、レトロな気分に浸れる写真集。
    建物の構造、湯船の形状や配置場所、脱衣所の床、暖簾の長さなど、東京と関西ではいろいろと違いがあるのは初めて知った(庭つきのものもあるとは!)。
    そのほとんどが廃業してしまっているのが非常に残念。

  • 10/10は銭湯の日
    北海道から沖縄まで全国100軒の銭湯を収録!
    素朴でレトロな銭湯のたたずまいが郷愁を誘う一冊です。

  • こんなに多種多様な銭湯建築の世界☆ なくなってしまった所もあるが、いまだ現役で頑張るお風呂屋さんもある! Let's入浴!

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著者プロフィール

1950年東京都目黒区生まれ。庶民文化研究家にして、銭湯研究の第一人者。30年以上かけてめぐった銭湯は約3400ヵ所にものぼる。エッセイスト、テレビ・ラジオのコメンテーター、写真家といった顔を持つ。庶民文化研究所所長。社団法人日本銭湯文化協会理事。『東京マニアック博物館 おもしろ珍ミュージアム案内』(メイツ出版)など、著作多数。

「2020年 『町田忍の手描き看板百景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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