「もえつき」の処方箋: 本当は助けてほしいあなたへ

著者 : 水澤都加佐 Be編集部

• アスク・ヒューマン・ケア (2001年7月22日発売)

感想・レビュー・書評

[会長さんの感想 · 2020年2月17日]

2月11日購入、2月17日読了。
一気に読めました。

「もえつき」の症状やプロセス、その対処法などについて書かれた本。
燃え尽きたことがある方なら、うなづきながら読み進めることができると思う。

1章では例をたくさん紹介しつつ、「自分もこんなことある」と思うものがどんどん出てきます。

2章では、どうして燃え尽きてしまうのかについて書かれています。

3章では、「共依存」の問題について触れています。

そして4章では、特に「もえつき」の可能性の高い職種の、医療・福祉・教育の分野の方に向けたメッセージが書かれています。

何かでつまづいた時、人間関係で悩んだ時、喪失に
悩んだ時に読むと、防衛方法とその後の予防についても教えてくれる良書だと思います。

[yuichiikusawaさんの感想 · 2019年4月24日]

今精神的にとても苦しくて、この1年ほど「うつ」関連の本を始めメンタルヘルス系の本を読みあさったが、この本で始めて自分の問題についてヒントを得られた気がする。

[air1さんの感想 · 2019年2月27日]

がんばってること、知ってるよ。
じぶんのこと 認めていいんだよ。
「つらい」って言っていいんだよ。
すこし休んでもいいんだよ。

[kouamaさんの感想 · 2013年7月16日]

バーンアウトと共依存の関連は気づいていなかったものの、言われてみれば納得 問いかけや箇条書きの形でポイントが整理されているのが、セルフチェックにはわかりやすい

[yupobooklistさんの感想 · 2007年3月10日]

精神的に疲れたときに。

[kwsmakrさんの感想 · 2006年3月17日]

”萌えつき”ではありません。

著者プロフィール

1943 年生。神奈川県立精神医療センターせりがや病院・心理相談科長、( 株) アスク・ヒューマン・ケア取締役・研修相談センター所長をへて、HRI（Healing&Recovery Institute）所長。自らカウンセリングを行なうだけでなく、 多くの治療・援助者のスーパーバイザーをつとめ、 企業や官庁のメンタルヘルスに関するアドバイザーとしても活躍。主な著書に、対人援助職向けのシリーズ『仕事で燃えつきないために』『悲しみにおしつぶされないために』『依存症者を治療につなげる』（大月書店）、『あなたのためなら死んでもいいわ: 自分を見失う病「共依存」』『〈見すてられ不安〉に悩んだら』（春秋社）、訳書に『子どもの悲しみによりそう：喪失体験の適切なサポート法』『自殺、なぜ？　どうして！：自殺予防、自殺企図者と自死遺族のケアのために』（大月書店）、『自分の「怒り」と向き合う本』（実務教育出版）、『高機能アルコール依存症を理解する』（星和書店）など多数。

「2019年 『こころの力を育てる言葉 366』 で使われていた紹介文から引用しています。」