ビーチコーミングをはじめよう―海辺の漂着物さがし

著者 :
  • 木星舎
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901483629

作品紹介・あらすじ

海流に乗ってきた梛子の実、砂に埋もれたイルカの骨、不思議なアオイガイ、渚に漂い着いた丸木舟、砂が削ったガラスビン、異国の陶磁器片…いろんな漂着物が語りかける、教えてくれる、自然、社会、民俗、歴史、アート…そして地球のこと。漂着物博士が、わかりやすく案内するすてきなビーチコーミング。

感想・レビュー・書評

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  • 第75回アワヒニビブリオバトル「おうち時間DEビブリオバトル」3時間目 図画工作で紹介された本です。オンライン開催。
    2021.05.01

  • ビーチコーミングをはじめよう、という表題ですが、ビーチコーミングの入門書というより、ビーチコーミングにまつわるコラムをまとめたものだと感じました。
    縄文時代や弥生時代の話が出てきたり、日本書紀などの古典が出てきたり。
    海や、漂流物にまつわる、時代を問わないさまざまなエピソードが登場して楽しめました。

    ビーチコーミングについてのノウハウや、キレイな漂流物の写真を楽しみたい方には、「ちょっと違う」と感じるかも。
    歴史や民俗学に興味のある方にはとても楽しめる一冊ではないかと思います。

  • 978-4-901483-62-9
    C0039\1800E
    タイトル:ビーチコーミングを始めよう(浜辺の漂着物探し)
    2013年8月12日第1刷発行

    著者:石井忠(いしい ただし)福岡年生まれ1937年生まれ
    発行所:図書出版木星社 福岡県

    タイトルと表紙の雰囲気が気に入って手にした一冊

    目次-----------
    海辺とともに
    海流に乗って
    ヤシの度
    漂着物と文化
    いろいろ漂着する
    あらそいの漂着物
    未来に残したい海
    ビーチコーミングを楽しむ
    あとがき
    参考文献
    ---------------

    ビーチコーミングを始めよう と言うタイトルだったので How To本かと思いきや
    著作者さんの知識量が多すぎて、漂着物の歴史から各地の漂着物に対する扱いや言い伝えなど多岐にわたりすぎて、ビーチコーミングをしてみたいけどと思っていたなら当て外れになる。
    一部こんなものを持っていくといいよという記述もあったが、昨今色々なモノが流れ着いていて、やたらに触っては危険な物や海の110と言われる「118」の連絡先等の記載も無かった。子ども向けの本では無いけれど、一応の記載があった方がいいんじゃないかなと思った。

    葵貝と呼ばれる俗にいうタコブネの貝殻と中身のタコの撮影した一枚は初めてみるもので興味深かった。
    イラストが味があって好きです。小さくしか見れないのが残念に感じました。
    いわゆるボトルメールを拾った事やその仕様、その後連絡のやり取りなど興味深かったです。

    タイトルから期待したものは
    ビーチコーミングの道具 注意点 拾っていい物ダメな物 拾ってきた後はこんな風に調べる 分類する 記録の摂り方 などです。

    聞いたことのない出版社さんだなと思ったら福岡県の会社でした。
    東京以外の出版社さんががんばってるのは嬉しく感じました。
    ISBN番号に印刷ミスがあったのでしょうか?シールを張って訂正された書籍を手にするのは初めてのことでした。
    気が付いたときはさぞかし慌てたでしょう・・。

  • 帯文:”さあ、海に出よう!海岸を歩こう!春、夏、秋、冬ー海からのメッセージを探しに” ”漂流物博士が、わかりやすく案内するすてきなビーチコーミング。”

    もくじ:海辺とともに、海流に乗って、椰子の旅、漂着物と文化、いろいろ漂着する、あらそいの漂着物、未来に残したい海、ビーチコーミングを楽しむ、海からのメッセージ、あとがき、参考文献

  • ビーチコーミング-いわゆる漂着物を拾い集める「愉しみ」です。世の中にはこのジャンルに情熱と一生を捧げている人がいるのだなという純粋な驚きがありました。あまり踏み込んだ内容ではなく、ちょっと肩すかしでした。もっとワクワク出来る漂着物本だったら良かったのにという感想は否めません。
    写真も少ないですし、著者のフィールドノート(イラスト)の扱いも小さく文字の判別に手間取るレベルで、この点も残念です。

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