あたりまえなことばかり

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著者 : 池田晶子
  • トランスビュー (2003年3月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901510134

あたりまえなことばかりの感想・レビュー・書評

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    インタビュー記事
    外来講師オススメの本

  • 平易な言葉を用いているようでも、内容は奥が深く、決して読みやすいわけではありません。

    しかし、真に思考しながら書くということがどういうことかを見せてくれる本です。
    著者が一言一言を大事にしながら言葉を紡ぎ出していることがよく分かります。

    著者は割と若くして亡くなったようですが、晩年の頃の著作も読んでみたいと思いました。

  • 池田晶子『あたりまえなことばかり』。死は“無”、つまり存在しない。あるのは“存在”。それでは私とはなにか。全てはいまここに存在しており、区分けできない全体。かつそれを認識している“これ”も確実に存在する。おかしなこと、存在とは絶対不可解。ではなぜ存在はそのように存在するか。それには存在するから存在するとしか言えない。絶対不可解。無知の知。わからないから考える、あくなき欲求。それが希哲学。

  • これも分かりやすい。

  • 表題のとおり、当たり前のことかもしれませんが、普通は指摘されるまで気づきません。しかし、そのことに気づいたときに、著者の思索の深さに少し触れた気分になります。

  • この本の第三章は秀逸です。
    丁寧な言葉でひとつひとつ順番に歩みを進める文章に引き込まれました。
    著者と一緒に思考できるように工夫した跡が読み取れます。
    普段はもっと速く一気に進んでいたところをあえてスローモーションのようにしているので、とりあえずついて行ける読者も増えるのではないでしょうか。
    あとがきにも笑いを封印したため苦労した旨が書かれていました。
    池田さんの本は、多数読んだけれど、読むたびに驚きがあります。

  • 哲学の世界をわかりやすく解説してくれる一冊。
    倫理/理性/死/宇宙の果て/人を殺すこと などについて考えさせられます。
    哲学とは考え続けることで、自分がいかに知らないかということを知ることだそうです。う~ん。たしかに終わりがないですね。

  • 2011.09
    あたりまえなことばかり 池田晶子
    人生の目的とは魂の世話をすることである。ソクラテス
    知るということは思い出すということである。プラトン
    生死 宇宙 善悪
    外なる規範としての道徳 内なる規範としての倫理
    自身の行為の動因が善にあることを自覚しつつ行為すること自立的であることそれだけが倫理的であること
    人は不思議に目覚めることによって自ら矩(のり)を知る
    死体はあるが死はない
    理性とは事象一般すなわち常識についての洞察力である
    宗教の教祖は必ず語る
    相応しい魂にのみこの言葉を植え付けるのだ パイドロス
    いかに人を信じさせずに考えさせるか
    ソクラテスはイデアによるロゴスがどうしてかそうなるからそのような成り行きで死んだ
    人生の目的とは魂を善くすること
    知ることはイデアを想起すること
    認識によって存在は認識できない
    死後の生命とは魂
    あなたの内なる神を信ぜよ キリスト
    宗教で信仰することは知性を放棄することに科学は知性を駆使すること
    わからなさを前にしたときの謙虚さということ以外には倫理性というのは発生しない
    私とは何かではなくて私が何という名前で呼ばれているか
    われわれが現在を生きるとは存在の記憶を生きることである

  • この世はあたりまえの事ばかり、ではないのです(笑)

    身近な不思議がたくさん詰まった一冊。
    自分も世界も、存在自体が当たり前ではないのです。

    同著者の14からの哲学もオススメ!

  • ★★★★☆

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あたりまえなことばかりの作品紹介

言葉は命である!幸福、癒し、老いの意味から哲学と笑いのツボまで、疾駆する思考が世の常識を徹底的に覆す。
 雑誌連載の「幸福はどこにあるのか−わが幸福論」を中心に、ときにギリシャ哲学、ときに時事問題にも及ぶ14のエッセイ。

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