現代人のための瞑想法―役立つ初期仏教法話〈4〉 (サンガ新書)

  • サンガ
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901679459

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  • ・「○○がこうで困っています」という人間関係の悩みに対する答えは、
    たった1つです。「偉そうに、自分のために世界が動いてくれていると
    思っているあなたは、何様ですか」ということです。

    ・明るく、楽しく活動していうると身体を守り、維持するホルモンが
    出てくる。

    ・常に明るいからものごとがうまくいく

    ・大人は、子どものときにあった「いつでも楽しくしていよう」とする
    頭の動きを忘れてしまって、なんでもかんでも悩んだり、悔んだり、
    困ったり悔しがったり、嫉妬したり、戦ったり、競争したりと醜い波動をつくる

    ・人間唯一の財産は脳細胞

    ・脳は「破壊」と「幸福」の二つの使い道がある

    ・瞑想とは「生きるとはなにや」と発見すること

    ・毎日のことを観察すれば、失敗がなくなるので、けっこう時間に余裕が生まれる

    ・忙しいという感覚から開放→優先順位を明確に、そして今に集中

    ・大切なのは、どんな方法だと自分の心が成長していくのか?

    ・放っておくと、心は汚れる

    ・五戒
     1)殺生しないということ
     2)自分に与えられていないものを取らない、盗まないということ
     3)邪(よこしま)な行為をしないということ
     4)嘘を言わないということ
     5)頭がおかしな感じになるアルコールや麻薬を使わないということ

    ・心の波動は世界に行きわたる。
     心が汚くなったら世界が汚くなるし、自分の身体も汚れてき、病気にも
     なってしまうし、まわりの人々も汚れてしまいます。

    ・ヴィパサナー瞑想:聞こえるものを「音」としてとらえ、心は「空」

    【慈悲の瞑想】
    私は幸せでありますように
    私の苦しみがなくなりますように
    私の願いごとがかなえられますように
    私に悟りの光があらわれますように
    私は幸せでありますように(3回繰り返し)

    私の親しい人々が幸せでありますように
    私の親しい人々が苦しみがなくなりますように
    私の親しい人々の願いごとがかなえられますように
    私の親しい人々にも悟りの光があらわれますように
    私の親しい人々が幸せでありますように(3回繰り返し)

    生きとし生けるものが幸せでありますように
    生きとし生けるものが苦しみがなくなりますように
    生きとし生けるものの願いごとがかなえられますように
    生きとし生けるものにも悟りの光があらわれますように
    生きとし生けるものが幸せでありますように(3回繰り返し)

    私の嫌いな人々も幸せでありますように
    私の嫌いな人々も苦しみがなくなりますように
    私の嫌いな人々の願いごとがかなえられますように
    私の嫌いな人々にも悟りの光があらわれますように

    私を嫌っている人々も幸せでありますように
    私を嫌っている人々の苦しみがなくなりますように
    私を嫌っている人々の願いごとがかなえられますように
    私を嫌っている人々にも悟りの光があらわれますように

    生きとし生けるものが幸せでありますように(3回繰り返し)

    ・朝起きた時や寝る前。寝つけない夜に何度も願うとすっと寝入ることが 
    できる。心を込めて行う

  • 実践方法とQAが有用
    ただ、文章で解説されても難しい

  • 「立っていながら立っている」
    そうか、いつも
    立つことすらできてないんだと感じた。
    立っているのに他のことを考えてる。
    意識が全然違う場所、違う時にいる。
    やはり今にいることが大事。

    「忙しいの定義」
    30分の時間のなかで
    洗濯して、掃除して、化粧もして
    そしてご飯も食べたい!
    そんな無茶なことをやろうとしてたんだなぁと。
    心が忙しくなってるだけ。
    一つに絞れば全然忙しくないのに。

  • スマナサーラ長老のお話にハマってしまった。
    瞑想とは思考を停止する事だけど、
    難しすぎる!
    次々とぽこぽこどうでもいい事が出てきて、
    「雑念、雑念!」と消しても消してもキリがない。

    第一段階ですら、永遠に終わらなそうだ。
    それでも毎日やっていきましょう。

    人は心のトレーニングが出来てないから
    失敗する。心は脳。
    スポーツも、学問も、ビジネスも、
    それぞれ専門のトレーニングをする前に、
    まずは心(脳)のトレーニングをするのが成功の近道。
    瞑想とは脳のトレーニングだったのか。

    心にはエネルギーがあるから、
    念じたら必ずその結果は得られる。
    感情は波、嵐になってあばれる。

    遠離、無執着、事実のみで感情を生まない、無。

    15時間×2週間集中的にやってみたいけど、
    まずは手近なところから始めます。





  • 仏教。呼吸をベースにした瞑想とは違う。
    ついて行けない。

  • やってみよう。

  • 慈悲の瞑想
    ヴィパッサナー瞑想
    の紹介

  • 2つの瞑想法の紹介以外にも、
    日常的に取り入れたい考え方が散らばってる。

    ★サマタ瞑想「慈悲の冥想」
    自分が幸せになりますように。から
    生きとし生けるものが幸せになりますように。まで
    幸せの希望を広げていく瞑想。15~30分から。

    ★ヴィパッサナー瞑想
    スローモーションの動きの中で感じることを全て
    無執着で言葉にしていく。

  • 【 内容 】
    ・心はほっておくと悪い方に向かう。汚れる。すぐ遊びに向かってしまう子供のような状態。無明。無知な状態。

    ・心を落ちつかせ、いい方へ向かわせるトレーニング。→瞑想。

    ・ヴィパッサナー瞑想。
    離れる、執着しない。
    事実で止めて感情や主観を入れない。

    ・慈悲の瞑想。

  • 大事なのは、現在に生きるということ。

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著者プロフィール

アルボムッレ・スマナサーラ
Alubomulle Sumanasara

テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。著書に『サンユッタニカーヤ 女神との対話 第一巻』『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ダンマパダ法話全集 第八巻』『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『心は病気』(KAWADE夢新書)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『70歳から楽になる』(角川新書)、『Freedom from Anger』(米国WisdomPublications)など多数。

「2023年 『無常の見方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アルボムッレ・スマナサーラの作品

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