泡日

著者 :
  • 有学書林
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本棚登録 : 101
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901757027

感想・レビュー・書評

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  • 高浜寛さんの作品『泡日(2004)』を読了。 今回も凄く描写が好きです。 特に・・・「ファニーフェイス・ファミリー」が好きなんだよなー。 

  • この人いいね。
    《人間のダメさ》をわかってる。

    「過ぎ去った恋と少量の飲酒について」も好き。

  •  書店で見かけて、ビニールで中身が見えなかったけど表紙にひかれてジャケ買い。

  • 芸術新潮で高浜さんの存在を知った後、初めて購入した作品集。
    私が今まで持っていたまんがのイメージをことごとくくつがえしてくれた1冊です。
    表題作はもちろんですが、「過去の恋と少量の飲酒について」はお気に入りです。
    巻末の日記から高浜さんの人柄や作品に対する考え方が伝わってきます。

  • 買って読んで、良かったーと。人生変換期になりました。

  • やっぱりこの人の画、好きだわ。巧い。とてつもない描写力。。。でも巧い人なら他にもいる。ちゃんとそれだけじゃなくって内容が伴ってる。ユーモアと熱情の良いバランス感覚。会話の流し方が特にいい。いい短編映画を見た後のような後味の良さ。切れ味のよさ。これはなんかもう漫画ではなくMANGA。(07/12/18)
    コマの細かさ、画の繊細さ、台詞の多さ。ゆえに、高浜寛の漫画を読むには結構、集中力がいる。けれど、話自体はとてもいい具合に肩の力抜けているし、笑えるし。表題作の秀逸さ。あー、ボアレの漫画も読み返そうかな、という気になってきた。(10/10/2)

  • 作者と同じ市に住んでいます。表題作とおばあさんの飲酒にまつわる話とエッセイがお気に入り。

  • 最初に驚くのは繊細な絵。この手の女性漫画家の絵って、割とペンでざかざかっと描いたタイプが多いのですが、高浜さんの描写力には目をみはります。漫画というよりも一本の映画を見ているようです。そしてエッセイとも創作ともつかないストーリー。淡々と静かに物語りは展開していきます。ファニーフェイスファミリーがお気に入り。

  • 最近本屋でヘビー平積みの漫画家、高浜寛。美人でフランス人作家とのコラボなんかもあっておしゃれーな女流漫画かと思いきや、派手さとは無縁の、心の澱にきっちり食いついてくる感じの作風が不思議に印象的。勝ち組でない人への愛を感じます。筑波と天草への愛も。

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