バグダッドのモモ

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  • アンドリュース・プレス (2003年10月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901868082

バグダッドのモモの感想・レビュー・書評

  • 老いた野良猫のモモは市場でももとびびちゃんという姉弟に出会う。
    舞台は戦禍にあえぐ異国。姉弟の家族はそれぞれ戦争のために死んだり病んだりしており、二人を取り巻く状況は悲惨だ。
    その悲惨さ、戦争による犠牲の大きさがテーマなんだろうけど、それを著者はあえて童話のようにしている。
    象とトマトが何か良きものの象徴として繰り返し登場する語り口は詩的で抽象的だ。
    私は、寓話風の抽象性や教訓めいたところが逆に鼻について苦手だった。ただ、この物語を書かなくてはならない、という著者の強い意志はすごいと思う。

  • 戦場に 神様なんていない


    黒猫のモモは
    やせっぽちの女の子ももとびびちゃんに出逢う。
    お父さんは笑わなくなってしまった。
    お母さんは爆弾のせいで病気になった。
    お兄ちゃんは、死んでしまった。
    お姉ちゃんは毎日、見えない誰かに命令されて、葉っぱでスープを作っている。

    トマト畑に行こう
    トマト畑はみんなを幸せにしてくれる

    象は好きで好きでしょうがなくなると、自分の体の大きいのを忘れて好きなものも踏みつぶしてしまうんだって。

    きっときっと幸せになれる、
    トマト畑でまたみんなで笑える。
    決して泣かない女の子もも。
    お父さんが
    お母さんが
    びびちゃんが
    誰が泣いたって、ももは泣かない


    だって ももは幸せになるんだから・・。


    こんな現実が起こっている世界が今もある
    誰のせいでもないし
    みんなのせいでもある
    いつかみんなが笑えるように
    もものトマト畑で、みんなが出逢えるように・・

  • 2012年12月 06/99
    「きみは金色の雨になる」がおもしろかったので、つられて購入。子どもも読める本でした。

  • たまたま図書館で見かけて。

    きっと著者は、記者・特派員としてろいろな地へ行き、黙ってはいられない様々なものを見てきたのだろう。伝えなければ、という強い思いが伝わってくる。
    うーん、だがしかし、ちょっと何と言ったらいいか、寓話っぽいのに変にリアリティがあって、押し付けっぽすぎるというか、言い方は悪いが鼻につく感じというか…。もっとごくごく短いお話だったら、それほど感じなかったかもしれないけれど。

    反戦なのはいうまでもなく共感できるのだけど、素直にこの作品に打たれない私がいます。ごめんなさい。

  • 戦場に 神様なんていない


    黒猫のモモは
    やせっぽちの女の子ももとびびちゃんに出逢う。
    お父さんは笑わなくなってしまった。
    お母さんは爆弾のせいで病気になった。
    お兄ちゃんは、死んでしまった。
    お姉ちゃんは毎日、見えない誰かに命令されて、葉っぱでスープを作っている。

    トマト畑に行こう
    トマト畑はみんなを幸せにしてくれる

    象は好きで好きでしょうがなくなると、自分の体の大きいのを忘れて好きなものも踏みつぶしてしまうんだって。

    きっときっと幸せになれる、
    トマト畑でまたみんなで笑える。
    決して泣かない女の子もも。
    お父さんが
    お母さんが
    びびちゃんが
    誰が泣いたって、ももは泣かない


    だって ももは幸せになるんだから・・。


    こんな現実が起こっている世界が今もある
    誰のせいでもないし
    みんなのせいでもある
    いつかみんなが笑えるように
    もものトマト畑で、みんなが出逢えるように・・

  • 身勝手な大人たちの戦争のために犠牲になるこどもたち・・・
    戦争の悲惨さを痛感します。
    ちょっと「火垂るの墓」のバグダッド版っていう感じがします。

  • 本の雰囲気が好き
    話しも好き

  • 何で戦争始めるんでしょうね。

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バグダッドのモモはこんな本です

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