- Amazon.co.jp ・マンガ (171ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901926300
感想・レビュー・書評
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新撰組に加盟してきた伊東甲子太郎は、男色趣味を持っていて土方歳三に好意を抱く。しかし、そういう趣味は持たない土方は、伊東を目障りに感じる。一方、新撰組局長だった芹沢を暗殺した過去に悩み苦しむ山南は、新撰組に対して抱いている気持ちを、伊東から見透かされて……!?
(2003年)
— 目次 —
第六話 難
第七話 雨
第八話 雪
第九話 声
第拾話 縄詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
伊東甲子太郎登場。
豊玉発句集では笑わせてくれたけど、その後の山南さんで泣いた。 -
伊東が色々と怪し過ぎます。
前巻のドロドロとした展開が続いていたので、
土方の句集の件は面白かったです。
山南の最期はやるせない気持ちで暫く頭が真っ白になりました。
辛過ぎる。
そう言えば現在の大河ドラマでは、新鮮組が登場したのに山南登場しませんでしたね。 -
恨みとは恐ろしいものですね…重いです…
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黒乃奈々絵
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この鉄之助とかいう小猿が最遊記の悟空にかぶってしまって非常に違和感。仮にも新撰組にいてこんな阿呆な挙動が許されるわけはないのでキャラ立てるにしてももうちょっとどうにかしてほしかった
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豊玉発句集を持ち出してしまう沖田、面白可笑しく描いているけど、沖田の気持ちが良く現れていて切ない。
山南敬助、この作者は好きなんだろう。やたら登場する。
それも剣を持てなくなった優しい好々爺のダメダメ人間、力なく穏やか〜な感じで。ちょっと森本レオみたい?
彼の最期は驚愕、でも非情に面白ろかった。
切腹をせずに、沖田に刺されるように自ら仕向けて。
土方に「後悔」させるように。
それと、脱走した山南を追いかけ、沖田が連れ戻しに行くシーン。
暗に逃がしてやってもいいという近藤に対し、必ず連れ戻すつもりの沖田。
皆色々あるのに、自分だけ逃げるなんて許せない、という心情はよくわかる。
このへんの解釈も好き。作者、女性だからかな。
ところで、土方×沖田は、暗黙の了解みたいで、随所にさらりと出てきます。