SPEC magazine

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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901976862

感想・レビュー・書評

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  • 本書はドラマ残り2話時点での、結末の伏せられたインタビューや、SPECとは何ぞや、我々に何を見せてくれるのか、といった最終話に向けての観測的考察などで構築されている。

    『スペック ビジュアルファイル』では、当麻紗綾・瀬文焚流というキャラクターとしての劇中カットが掲載されていたのに対して、本書では戸田恵梨香や加瀬亮、神木隆之介など、素の俳優としての魅力的写真が載っている。
    有村架純さんなんかもめちゃくちゃ若い。もちろんカワイイ。この頃はまだあどけない少女の可愛さがある。

    ある種の“SPEC論”のような構成と写真で作られた本書は視覚的にも楽しめる読みものになっている。
    かつては最終話放送後に『完全版』なるものが電子で配信されていたが、今は読むことも叶わない。残念。




  • 堤監督の描くハンドラの函の底には______。

    マイノリティの反乱。
    "必要悪"は本当に"必要悪"なのか。
    一人ぼっちの孤独の王(キング)ニノマエ。
    名前を捨て、顔を捨て、自分の存在を捨て、
    存在しない存在として在り続け、国に尽くす津田の切なさ。

    「事実」は"人の外部にあるもの"で
    「真実」は"人の内部にあるもの"。

    「真実」を疑い、「事実」を追う、
    事実と真実の果てしない戦いがSPECの根底なのか。

    「事実」が「真実」にすりかえられる瞬間を
    見逃してはならないと奔走する瀬文と当麻。
    すべてのフィルターがはずされて
    あぶり出されるたった1つの事実とは…。

    始まりには終わりがあり、終わりはまた始まり。
    終わらないSPECの戦いの先にある正義の在りようが楽しみ。

  • SPEC 8 話までを踏まえてラスト 2 話を語る.主要なキャスト・スタッフへのインタビューは「公式解体新書」に比べると軽い.ラストを知らされていないので語れない部分が多々あるのだろう.それに対してこの「マガジン」では,評論家など外からの視点で SPEC を語る部分がメインになっている.

    すでに結末を知っている読者にとっては的外れにとれる議論もあり,評論家としては厳しい評価にさらされるところだろう.そもそもこの本はドラマの撮影中に編集・発行されたわけで,植田プロデューサー・堤監督は後出しジャンケンでどのようにでも評論を裏切ることができたともいえる.当麻とニノマエの最後の対決から逆算したという植田プロデューサーの言説を信じればもともと外していたとも言えるのだが...

    いずれにしても読み応えがあるのは「公式解体新書」.当麻ではない戸田恵梨香やちょっとフェミニンな瀬文ではない加瀬亮のグラビアなど,違ったビジュアルに興味がある方はこちらをどうぞ.グリッドに張り付いた文章のレイアウトなど読みにくいブックデザインもあるので,やはりビジュアル先行と考えたほうがいいだろう.

  • 高まる!!

    公式曰く、エロディープサブカル本。
    戸田さんがかっこいい。

    写真がたくさんあってキレイ。

  • p.79「ビーバーのようなかわいい歯をした大食い少女の勇気は世界を救えるのだろうか。」
    3ヶ月間、当麻&瀬文コンビが好きすぎました。

  • はまりまくっているSPEC!
    写真がきれいだし、読むとこもたくさんあって楽しめました☆

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