二条の后藤原高子: 業平との恋

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  • 幻戯書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901998024

感想・レビュー・書評

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  • ちょいちょい「王朝の映像ー平安時代史の研究」と被ってる。でも、恬子内親王の話から高階氏の来し方行く末を見直すキッカケになったし、藤原氏宗が葛野麻呂の息子って知って、つまりは「薬子の変」から「昌泰の変」って、それほど離れてない…って時間の流れを実感できた。
    ただ、平安時代後期、堂上平氏と武家平氏が出てくる辺りから、誰が誰やら、サッパリ。あれ、いつの間にか、藤原だらけが平氏だらけになってた⁈
    しかし天皇も、生まれ落ちた時代によって、後宮でムニムニしているだけでいい人もいれば、ガッツリ政治や戦争しないといけない人もいるなあ。ま、昔は自分から降りられたのが、まだマシだったかもだけど。

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著者プロフィール

1913年福島県生まれ。1937年京都帝国大学文学部史学科卒業。1939年~42年イタリア留学。1949~53年大阪市立大学助教授。1951年同学の士と共に古代学協会を設立。1953~67年大阪市立大学教授。1967~88(財)古代学協会運営の平安博物館教授兼館長。改組により1988年古代学研究所教授兼所長(現在)1990年(財)古代学協会理事長(現在)。(社)紫式部顕彰会会長(現在)。文学博士。著書『増補 古代学序説』(1991年 山川出版社)『王朝の残映』(1992年東京堂出版)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「1986年 『角田文衞著作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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